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『ソンジェ背負って走れ』感想・あらすじ・キャスト・配信情報|尊い推しを救うタイムリープ韓国ドラマ

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推しの存在って、不思議です。元気が出ない日でも、その人の歌や言葉に救われたりします。『ソンジェ背負って走れ』は、まさにそんな“推しがくれた光”をきっかけに、人生が動き出す物語でした。ある出来事を境に、主人公は大切な人を守りたい一心で、時間をさかのぼることになります。

韓国ドラマ『ソンジェ背負って走れ』は、ビョン・ウソク×キム・ヘユンが主演を務めたタイムリープ・ロマンス。トップスター歌手リュ・ソンジェと、彼の言葉と歌に人生を救われたファンのイム・ソル。“推し”の突然の死をきっかけに、ソルは高校時代の2008年へとタイムリープし、ソンジェの運命と自分の未来を守るために奮闘していきます。

甘く切ない初恋、ファンと推しの距離感、そして「人生をやり直すなら?」という問いが丁寧に描かれ、ただ甘いだけじゃなく、胸がギュッとなる切なさもあるのに、観終わったあとには不思議と心が温かい。そっと心に寄り添ってくれる物語。

この記事では、『ソンジェ背負って走れ』の感想、あらすじやキャスト、配信サービス、原作情報まで、これから観る方にも二周目視聴の方にも役立つポイントをまとめて紹介します。

Contents

作品情報

作品名

ソンジェ背負って走れ
(선재 업고 튀어)

エピソード数

全16話

ジャンル

主演

好き度・満足度

★★★★★=とても好き [★の基準]

配信日

2024年 4月8日 (月) スタート

最終話まで配信されています

配信サービス

U-NEXT 独占配信 ソンジェ背負って走れ

あらすじ

人生を諦めかけたオタク女子が、“推し”の死をきっかけに高校時代へ──。

不慮の事故で下半身不随となり、夢も希望も見失っていたイム・ソル。そんな彼女を再び前を向かせてくれたのは、大人気バンド「ECLIPSE」のボーカル、リュ・ソンジェの音楽と言葉だった。ソルはいつしか彼の歌に支えられ、生きる理由そのものとなる“最愛の推し”として熱烈に応援するようになる。

2022年の大晦日。コンサートで輝くソンジェの歌声を聴き胸をいっぱいにしたその数時間後、彼の訃報が飛び込んでくる。さっきまで目の前にいた“推し”が突然この世からいなくなった──。

現実を受け入れられないまま家を飛び出したソルが、気がつくと目を覚ましたのは高校の教室。19歳だった2008年、ソンジェがまだ無名の高校生だった頃へとタイムリープしていたのだ。

「今なら、ソンジェの未来を変えられるかもしれない」

トップスターとして燃え尽きる運命の彼と、彼に救われたひとりのファン。命を落とした“推し”を救うために時間をさかのぼったオタク女子は、果たして残酷な運命を書き換えられるのか──。

推し活×タイムリープ×初恋がぎゅっと詰まった、切なさ・涙・ときめきが止まらないタイムリープラブストーリー。

キャスト・登場人物

リュ・ソンジェ

 演:ビョン・ウソク

〈 現在のソンジェ 〉

2009年のデビュー以来、現在までトップの座を守り続けているバンド「ECLIPSE」のボーカル。俳優としても活動の幅を広げ、いくつもの映画やドラマをヒットさせながら、大衆からも認められたトップスター。

かつて水泳選手だった彼は、夢に挫折したあと、友人インヒョクについて行ったオーディションで事務所代表の目に留まりデビューすることに。

「自分は人より簡単にスタートを切り、大きな愛をもらった」と思うがゆえに、倍以上努力し、休むことなく走り続けてきた。
しかし、ある瞬間に訪れたバーンアウト。すべてが空しくなってしまう。眠れぬ夜が増え、このままでは崩れてしまうと感じた彼は、長い葛藤の末に芸能界からの引退を決意する。

最後のコンサートを終えたその夜。彼は突然この世を去ってしまう。

マスコミは「不眠症・うつによる極端な選択」と推測でしかない記事を流し、全国民が衝撃に包まれた。

〈 2008年のソンジェ 〉

水泳の強豪校チャガム高等学校 水泳部エースの高校生。全国体育大会で二冠を達成し、得意種目ではパク・テファンに匹敵する記録を叩き出し、次世代スポーツスターとしてマスコミのスポットライトを浴びる…はずだった。しかし、肩の手術後のリハビリのせいで、順風満帆に思えた選手生活はいったんブレーキが掛かっている。

がっしり広い肩、鍛え抜かれた引き締まった身体、365日トレーニングウェアで歩き回っていても完璧なフィジカル、整った顔立ちにとろけるような甘い声まで。何もかも持っているようなのに、意外にも人気はない?!一年中ジャージ姿で体育館ばかり出入りしていた彼が、女子生徒の目に留まるはずもない。

いかにも男前で無口そうに見え、なかなか近づきづらいタイプ。でも、実は情に厚くて心が弱い。どこか抜けていて、純粋なところもある、いわゆる“おっとり大型犬男子”。頭の中も胸の内も、水泳と家族のことでいっぱいだった彼の世界に、新しい感情が流れ込んでくる。

それがまさに「初恋」。

夕立の降るあの日、向かいの家に住むイム・ソルという女の子が、黄色い傘を差しかけてくれた瞬間──心臓が高鳴った。一目惚れしてからは、平常心どころか、完全にペースを乱されてしまう。

その子の顔が一目見たいがために、映画なんて見ないのに、彼女がアルバイトしているビデオ店の前を毎日ウロウロしたり…。いざ目が合えば、話しかけるどころか何も言えずに逃げ出してしまうのに。

声もかけられなかった片想いの彼女が、ある日突然! 空から降ってきたみたいにプールに現れ、勢いよく走り寄ってきて、いきなり抱きしめてきた。

そして、しゃくりあげるように泣きながら、愛していると言うのだ。昨日まで自分の存在すら知らなかったはずのソルが、なぜ自分の名前を知っているのか。どうしてあんな悲しそうな目で自分を見るのか。よく考えればおかしなところは一つや二つじゃないのに…それでも、どうしてこんなにも彼女のことが好きになっていくのか。

海の真ん中に放り出されても、自分なら必ず泳いで岸まで辿り着ける自信がある。けれど“初恋”という海に落ちた途端、浮かび上がれずにもがき始めてしまうのだった。

イム・ソル

 演:キム・へユン

かわいくて愛らしい。「爽やかさ」が人の姿になったら、きっと彼女みたいな人なんじゃないだろうか。にっこり笑うと、春の陽だまりのような温かさが周りにふわっと広がる。

映画監督になるのが夢だったけれど、15年前の不慮の事故で下半身不随となり、夢を諦めた。今はアルバイトとしてYouTube動画の編集をしながら、映画の編集者になることを目標に頑張っている。いくつもの映画制作会社にインターンとして応募してみるものの、書類選考で落ちてはまた落ちるの繰り返し。

そのたびに「やっぱり不自由な足が壁になっているのかな?」と頭をよぎることもあるが、それでも彼女はいつも前向きでいようとする。いつか自分にも、きっとキラキラ輝く日がやってくると信じながら。

もちろん、目を閉じたまま永遠に目覚めたくないと思った時期もあった。二度と歩けないのだと告げられたあの時。
「いっそそのまま死なせておいてくれればよかったのに。どうして私を助けたの?」
眠りにつくたびに、このまま目が覚めなければいい、朝なんて来なければいいと、毎晩祈っていた。その日も、目を開けた瞬間に容赦なく訪れた朝が、嬉しくなんてなかった。リハビリ病院の窓から差し込む初夏の日差しが、胸が張り裂けそうなほど切なかった。

その時、偶然つながったラジオから、名前も知らない男の人がこんな言葉をくれた。
「生きていてくれてありがとう。生きてくれているだけで十分だよ。だから、今日だけは生きてみてほしい」
そう言い終えたあとに流れてきた、彼の穏やかな歌声が胸に静かに染み渡った。事故のあと、初めて心の奥に突き刺さる“慰め”だった。

彼の名は、彗星のように現れた新人バンド「ECLIPSE」のボーカル、リュ・ソンジェ。2009年、まるで事故みたいに、運命みたいに、彼にハマってしまった。

ソンジェの声は、彼女にとって確かな支えであり、全力の“推し活”が唯一の楽しみになった。つらいときには、あの時ソンジェがくれた言葉を思い出しながら「そうだ、今日だけは生きてみよう」と、もう一度立ち上がる力にしてきた。

そんなふうに一日一日を積み重ねていくうちに、また笑えるようになり、痛みも少しずつ鈍くなっていくものなんだと、ようやく思えるようになってきた、その矢先だった。

2023年1月1日 0時0分。ソンジェが──死んだ。その瞬間、ソルの世界も崩れ落ちた。

…いや、崩れ落ちた“と思った”のだけれど。声をあげて泣きじゃくっていたソルが、ふと妙な感覚とともに目を開けると──そこは教室だった。

なんと、15年前にタイムリープしてしまったのだ。ソンジェがまだ生きている、2008年の、19歳の自分の時代へ。しかも、彼女が歩く自由を奪われた“あの事故”が起こるより前の時点に。

これは、神様がくれたチャンスなんじゃないだろうか?だとしたら、絶対に救ってみせる。ソンジェも、そして自分自身も。自分に降りかかる不運な事故を防ぎ、ソンジェにもっと長く生きられる人生を与えたい。

奇跡のように与えられたこの時間の中で、はたして彼女は、運命を変えることができるのだろうか。

キム・テソン

 演:ソン・ゴニ

ミニホームページの訪問者数が人気のバロメーターだった、あの頃。みんなが憧れた“オルチャン”と呼ばれた、ネットで人気だったイケメン。

ちょっとヤンチャな雰囲気ダダ漏れのビジュアルに、高校のバンド部ではベース担当。モテないはずがなかった、あの2008年当時は。自分のことを好きだという女の子たちには、にこっと優しく笑ってみせたり、からかうようにちょっかいを出したり、急にそっけなくしたかと思えば、また優しく気遣ってあげたり。

これまでの人生で、何かひとつに本気でハマったこともなければ、何かを熱烈に好きになって、夢中になったこともない。だから、音楽への情熱? そんなもの、当然ない。

それでもバンド部に足を突っ込んでいる理由は、ステージの上で浴びる熱い視線と歓声、その感覚が悪くないからだ。本人は絶対に否定するだろうが、彼はまさに“愛情不足”の子ども。

強行犯係の刑事である父と二人暮らし。悪い奴らを捕まえる刑事の父を、かつてはヒーローのように尊敬していた。けれど、父の人生で優先順位の一番上にあるのは、家族ではなくいつも仕事だった。その結果、母は家を出て行った。

テソンは、母が出て行ったのは全部父のせいだと思い込み、今も恨んでいる。子どもじみた反抗だと分かってはいるけれど、その反発心から、わざと道を踏み外している最中だ。

そんなある日、ちょっとおかしな子を見つけた──。名前はイム・ソル。他の女の子たちと同じように、最初は恥ずかしそうに告白してきたから、「まあそうだろうな」と思っていたのに…ある日を境に、まるで別人みたいに、おばさんのような口ぶりで説教し始めるではないか。

多重人格か?タバコはダメ、ケンカもダメ、とあれこれ説教をかましてくる。なんだよ、俺の気を引きたいわけ?

でも、不思議なことに、横でちょこまかと文句を言ってくるその小言が、妙に心地いい。わざと意地悪な冗談を飛ばして、怒られポイントを倍増させながら、こっちはそれが面白くてついニヤニヤしてしまう。

他の女の子たちとは、なんかちょっと違うんだよな。俺にそんなふうに遠慮なく接してくる女なんて、お前が初めてだよ…。

ペク・インヒョク

 演:イ・スンヒョプ

〈 現在のインヒョク 〉

「ECLIPSE」のリーダー兼ギタリスト。ある日突然、理由も分からないままソンジェの引退宣言を聞かされ、深い裏切りを感じる。その出来事がきっかけで、コンサート当日にソンジェと大喧嘩してしまうが、それがまさか最後の会話になるとは思ってもいなかった。

〈 2008年のインヒョク 〉

チャガム高等学校バンド部のギタリストであり、ソンジェの親友。少し抜けているところはあるが、角がなくて愛想のいい性格に、爽やかなルックスも加わって人気者。単純な性格で、一度ハマると一直線。その彼が今、全力でハマっているもの──それが「音楽」。

16歳のとき、「韓国のボン・ジョヴィになる!」という夢を抱き、ギターひとつ背負って海辺の故郷を飛び出し、ソウルへ上京。ちょうど大手事務所でアイドルバンドを作る計画があると聞きつけ、すぐさまオーディションを受けに行き、運よく合格した。

見知らぬソウルで初めてできた友達がソンジェ。スポーツ一筋で世間知らずなソンジェが心配で、何かと口を出してはアドバイスしたがるものの、実のところインヒョクも音楽以外は何も分からない。それでも、ソンジェのこととなれば、いつどこからでも飛んでいく覚悟の“ソンジェ大好き男”。

そんな彼の目には、ある日突然現れたイム・ソルという子が、ソンジェの心をかき乱しているように見え、いま全力で警戒モードに入っているところだ。

ソルの周りの人たち

パク・ボクスン

 演:チョン・ヨンジュ

ソルの母。

小さな3階建ての建物からの家賃収入で、子ども2人を育てながら、母も支えている。1階では、閉店の危機にある「クムビデオ」というレンタルビデオ店を営業中。

10年前、夫を事故で先に亡くし、幼い子どもたちを育てるうちに生活力がつき、性格もたくましくなった。半端じゃない肝っ玉の持ち主。

子どもたちが手を焼かせるようなことをすると、カッとなってつい言葉より先に手が出てしまうこともあるが、心の中では「父親なしで育てることになってしまった」と申し訳なさといとおしさでいっぱい。

チョン・マルジャ

 演:ソン ビョンスク

ソルの祖母。

あたたかくて情に厚い、ソルのおばあちゃん。10年前に夫を亡くし、生活の最前線に飛び込んでいった娘ボクスンに代わり、ソルとクムを幼いころから面倒を見てきた。孝行なんて大したことはいらない。

よく食べて健康でいてくれたら、それが一番の親孝行だ。目にも止まらぬ早さでご飯を炊いては、孫たちの食卓を整えてやるのが何よりの楽しみ。中でも、目に入れても痛くない末っ子の孫娘ソルを、誰よりも溺愛している。

イム・クム

 演:ソン・ジホ

ソルの兄。

〈 現在のクム 〉

かつては俳優を夢見ていたが、妹ソルの事故をきっかけに夢を諦め、今はごく普通の会社員として働いている。

昼も夜も仕事に追われるカツカツの生活から抜け出そうと株にも手を出してみたものの、結果は大惨敗。どうやら今世で結婚する夢は見ない方が良さそうだ…。

〈 2008年のクム 〉

俳優志望。通っていた大学を休学し、学費をこっそり抜いて演技塾に入学した。演技塾に通いながら、さまざまなオーディションに挑戦するも、毎回不合格の苦杯をなめている。年相応に落ち着きなく生きてはいるが、演技に対してはいたって本気。

ソルの友達ヒョンジュとは、ものすごく相性が悪い。とはいえ、いつもやられっぱなしなのはクムの方で、一度だってあの小生意気な子に勝てた試しがない。

勉強がちょっとできるからと、ことあるごとに小言は言ってくるし、人の話を遮っては得意げに語り出し、この世で一番情けないものでも見るかのような目で彼を上から下までじろりと眺めまわす。言い返そうものなら、ヒョンジュはわなわな震えながら反撃の砲弾をお見舞いしてくる、なかなかの気の強さの持ち主だ。

それでも、幼い頃から見てきたせいか、なんだかんだ妹みたいで放っておけず、つい世話を焼いてしまう。「はぁ…あんな気の強い子を、いったいどこの男がもらっていくんだか」と、心の底から心配している。

イ・ヒョンジュ

 演:ソ・ヘウォン

ソルの親友。

〈 現在のヒョンジュ 〉

足の不自由なソルのそばで、長い間支え続けてきた存在。仕事ができるバリキャリで、金運・財運には恵まれているが、唯一“男運”だけはない。浮気した夫とはあっさり離婚し、今は結婚よりも恋愛を夢見て、運命の相手を待っている。

〈 2008年のヒョンジュ 〉

ソルの親友。気が強く、小生意気で、何事にもテキパキはっきりしているタイプ。理想のタイプは、とにかくイケメン。

いつか雑誌の表紙に載っていたS大のイケメン男子学生の写真を見て、「大学に入りさえすれば、自然とこういう先輩と付き合えるようになるはず」と希望を抱き、その妄想だけを頼りに過酷な高3生活を耐え抜いてきたのだが……。

まさか人生がここまでややこしくこじれるとは、夢にも思わなかった。

小学生の頃、ソルの家に遊びに行ったときに初めて会ったクムのことを、最初は「ちょっと抜けてるけど、根は優しいお兄ちゃん」だと思っていた。しかしその後、何年も“年相応の振る舞いができない大人げない姿”を見続けた結果、今ではただただ“しょうもない男”としか思えなくなっている。

そ・れ・な・の・に。この世で一番情けないと思っていた男、イム・クムにまさか恋をしてしまうなんて…!はぁ……。親友ソルに、生まれて初めて“打ち明けられない秘密”ができてしまった。

ソンジェの周りの人たち

リュ・グンドク

 演:キム・ウォネ

ソンジェの父。

グンドクカルビの店主。かなり前に妻をがんで亡くし、その後は男手ひとつでソンジェを育ててきた。

息子ソンジェは、水泳を始めてから数々の大会で賞を総なめにし、注目を浴びる存在に。彼にとってソンジェは唯一の自慢の種だ。一生懸命サポートして、“マリンボーイ”パク・テファンに続く“アオザメ”リュ・ソンジェにすることが、一生の願いであり目標。

「うちの息子はなぁ〜、うちのソンジェは〜」が口癖の、筋金入りの親バカ。商売でいつも忙しかったが、一人息子が母親不在で寂しい思いをしたり、心の暗い子に育ってしまわないようにと、必死で愛情を注いできた。

どれくらいかというと……ソンジェの小学校卒業式の日には、親戚一同はもちろん、はるか親戚の六親等の兄さんたちまで総動員して、盛大な卒業写真を撮るほどの溺愛っぷり。

キム代表

 演:アン・サンウ

ソンジェの所属事務所の代表。

新人グループ「ECLIPSE」を見事にデビューさせ、トップの座へと押し上げた人物。

事務所を設立後、「自分の手で原石を見つけたい」という思いから、毎日のようにあちこちの学校を回っていたが、なかなか心から惹かれる人材に出会えずにいた。そんな中で、一目で“ビビッ”ときたのが、ソンジェだった。

ソンジェが事務所に入ってからは、「ECLIPSE」としてデビューさせ、その後も多くの歌手や俳優を育て上げてきた。会社の“始まり”を共にした存在であるソンジェには、ひときわ特別な思い入れがある。

ジェイ

 演:ヤン・ヒョク

「ECLIPSE」のメンバー。

ヒョンス

 演:ムン・シオン

「ECLIPSE」のメンバー。

パク・ドンソク

 演:イ・イルジュン

ソンジェのマネージャー。

人懐っこそうな顔立ちとは裏腹に、意外性のある性格の持ち主。一見すると礼儀正しく控えめなのに、実は度胸が据わっていて、言うべきことははっきり言う“痛烈ツッコミ系”タイプ。

ソンジェの前では平身低頭しているように見えるが、実は立場的にはソンジェより上にいるのかもしれない。

キム・ヒョング

 演:イ・チョルウ

チャガム高等学校 水泳部部員。

自称「リュ・ソンジェのライバル」。ソンジェを見るたびに嫉妬がメラメラと燃え上がり、絡まずにはいられない。

チェ・ヒョング

 演:キム・ヒョンギュ

チャガム高等学校 水泳部のソンジェの友人。

年相応のいたずら心にあふれたムードメーカー的存在。

アン監督

 演:チョン・ガンヒ

チャガム高等学校 水泳部のコーチ。

水泳をする子どもたちへの愛情がとても深い指導者。

キム・チョロン

 演:イ・ウジェ

チャガム高等学校 体育教育学科のソンジェの友人。

明るくて活発、場の空気を一気に盛り上げるムードメーカー。

テソンの周りの人たち

キム刑事

 演:パク・ユンヒ

テソンの父。

捜査歴20年のベテラン刑事で、生まれつきの勘も鋭い。ジュヤン貯水池で起きた殺人事件を担当することになる。

いつだって家族より仕事が優先。その生活に耐えられなくなった妻は離婚後、海外へ行ってしまった。思春期に差し掛かった息子テソンだけを残して…。

それ以来、テソンとの関係はぎこちなくなり、距離ができてしまった。道を外れてばかりいる息子のことが、いつも心配でたまらない。

チャ・イスル

 演:キム・フィギュ

テソンの親友。

見た目年齢はどう見ても“78年生まれ”クラスの老け顔。くたびれた外見とは裏腹に、名前だけは可愛く“イスル”というギャップの持ち主。

チェ・ガヒョン

 演:オ・セヨン

テソンのN番目の彼女。

1か月ほど付き合った末に振られた元カノ。まだテソンのことを忘れられず、テソンがあからさまに鬱陶しがっているにもかかわらず、必死に追いかけ回している最中。

ボンシネマの人たち

イ代表(イ・ギョンジャ)

 演:チョン・ヨン

ボンシネマ代表。

小さな会社からスタートし、ここまで映画制作会社を育て上げたという自負がある。

チェ・ジョンフン

 演:コ・テジン

ソルの先輩。

人懐っこくて性格が良く、周りにはいつも人が集まり、後輩たちからの信頼も厚い。

予告動画

原作は、ウェブ小説・ウェブトゥーン

ドラマ『ソンジェ背負って走れ』の原作は、作家キム・パン(김빵)のウェブ小説『내일의 으뜸 : 선재 업고 튀어(直訳:明日の一番・ソンジェをおんぶして逃げろ)』。

カカオページで2019〜2021年に連載された作品で、大学卒業を控えた就活生イム・ソルと、アイドルグループのメンバー、リュ・ソンジェの“推し×タイムリープ×初恋”ロマンスが描かれています。

ある日突然、「推し」ソンジェの訃報を聞いたソルが、ひょんなことから6年前にタイムリープし、高校生のソンジェと出会う──。“推しを救いたい”という一心で未来を変えようと奮闘する過程が、切なくも温かいタッチで綴られています。

紙の単行本は2024年時点で10刷重版がかかるほどの人気で、韓国大手書店YES24でも小説部門の高評価(平均★9.6/10)を記録しています。

韓国での評判・人気度

原作小説は、漫画家ドゥンドゥン(둥둥)によって、同名のウェブトゥーン『선재 업고 튀어』としてコミカライズもされています。

カカオページ/カカオ웹툰では、

  • 小説版:閲覧数 約1,200万回超、 評点 9.9/10
  • ウェブトゥーン版:閲覧数 約1,000万回超、 評点 9.9/10

と、どちらも満点に近い評価を得ている大人気作品です。

ウェブトゥーンでは、

  • 高校時代の青春感
  • ステージ上のソンジェの輝き
  • ソルのオタク目線の“尊い瞬間”

などが、色彩やコマ割りを通じてより直感的に伝わるのがポイント。ドラマで印象的だったシーンを、漫画ならではのテンポと表情で味わい直せるのも、原作ファンに支持されている理由です。

ドラマ放送開始後、韓国では「原作逆走ヒット」と言われるほど、小説&ウェブトゥーンに再び注目が集まりました。

ドラマ版との違いと、原作を読む楽しみ方

ドラマ『ソンジェ背負って走れ』は、原作の大きな軸──

  • 「推しのアイドルが死んでしまう」
  • 「ヒロインが過去にタイムリープして、推しと自分の運命を変えようとする」

──はそのままに、細かい設定や時間軸を大胆にアレンジしています。

たとえば:

  • タイムリープの幅
    • 原作小説/ウェブトゥーン:6年前に戻る
    • ドラマ:15年前の高校時代へ(より濃い“初恋青春もの”として再構成)
  • アイドルグループ名や細かなエピソードも、ドラマ用に再編集

原作は、ソルの「内面の独白」や推しに支えられて立ち直っていく心の動きが、言葉で丁寧に描かれているのが魅力。
一方ウェブトゥーンは、ソンジェのステージシーンや10代の眩しい空気感がビジュアルで楽しめます。

ドラマを見て心を持っていかれた方は、

  • 「ソル視点でじっくり感情を味わいたい」→ ウェブ小説
  • 「キュンシーンをイラストで集めて眺めたい」→ ウェブトゥーン

という感じで原作に触れてみると、同じ物語を三つの形(小説・漫画・ドラマ)で味わえるのが、この作品の大きな楽しみ方だと思います。

『ソンジェ背負って走れ』の原作ウェブトゥーンは日本語版もあり、ピッコマで読むことができます。

『明日の推し』日本語版

OST(オリジナルサウンドトラック)

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『ソンジェ背負って走れ』感想

「こんなにも優しくて、美しいドラマがあるなんて──」
『ソンジェ背負って走れ』は、観終わったあとに胸の奥がじんわり温かくなる作品でした。

悲しさ、切なさ、温かさ、幸福感──そんな感情が次々と押し寄せてきて、この作品に出会えて本当によかったと感じています。


『ソンジェ背負って走れ』は、時間を越えてお互いを想い合う、温かくて切ないロマンスであり、生きることの意味を優しく問いかける物語です。観終わった後、胸の奥がじんわりと温かくなり、しばらく余韻が消えませんでした。

物語は2009年の病院のシーンから始まります。そこでは、感情を失ったようなソルがベッドに横たわっています。観ている私たちに伝わるのは「彼女は入院していて足が不自由」ということだけ。

そんな中、Eclipseというバンドのボーカル、ソンジェとラジオ番組を通して電話をしているシーンがあります。そのやり取りは、まだ何が起きているのかよく分からないのに、どうしようもなく胸が締めつけられるようで、言葉にできない悲しみが込み上げてきます。

その電話で、ソンジェがソルに「生きていてくれてありがとう」と伝えるシーンはとても印象的で、たった数分の場面なのに、涙が込み上げていました。

そして2022年の年末へとシーンは移ります。かつて病院にいたソルは車椅子での生活を送りながらも、笑顔で前向きに暮らしています。2009年のソンジェとの電話をきっかけにEclipseのファンとなり、ライブに出かける彼女の姿は本当に楽しそうで生き生きとしていて、まるで別人のよう。

そして、そのライブでソンジェが最後に歌う「夕立」は、言葉にできないほど心を揺さぶるシーンでした。悲しみや切なさが画面からあふれていて、どうしてこんなに切なさを感じるのか分からないまま、涙が溢れていました。

そのライブの日の深夜、2023年1月1日。ソンジェの訃報が流れ、物語は思いがけない方向へ…。悲しさと切なさを感じていた中、突然ソルが過去へタイムリープし、そこからは明るく楽しい雰囲気に変わります。

ソンジェとソルの再会、そして笑い合う時間には幸福感が満ちていますが、その裏にある“運命を変えたい”という切実な願いが、より一層ドラマを深くしていました。

最初は、未来を変えようと必死に動いていたソル。それが物語を重ねるごとに、彼女の気持ちは変化していきます。「未来を変えること」よりも「今を大切に生きること」が大事なのかもしれない──その気づきが、観ている私の心にも静かに染み込みました。

特に印象に残っているのは、ソンジェの言葉です。
「19歳で水泳をやめる未来が分かっていても、水泳を続けていた。」
この一言に、彼の生き方すべてが詰まっている気がしました。未来を恐れず、今を全力で生きる姿勢。ソンジェのその強さと優しさが、ソルを変え、そして観ている私たちにも生きる勇気をくれます。

物語が進むにつれて、ソンジェの気持ちや行動の意味が少しずつ明らかになります。最初は何気なく見ていたシーンも、後になると深い意味を持っていたと気づかされ、また最初から見返したくなります。

・水泳の大会の時にソルが走ってきた時のソンジェの気持ち
・ソンジェがソルからの友達申請をどうして拒否してしまったのか
・ラジオ番組の電話でソンジェがソルに伝えた言葉は、もともとソルがソンジェを励ますための言葉だったこと
・ソンジェが好きなキャンディを好きになった理由
・ソンジェが熱々の料理を好きな理由
・ソンジェがファンによく歌ってくれた歌は、なぜその歌だったのか
・Eclipseのライブの後、橋で会った時のソンジェの気持ち

そのひとつひとつがすべて「愛」の形としてつながっていきます。彼の行動すべてにソルへの想いと優しさが込められていることを知るたびに、胸がいっぱいになりました。

また、ドラマ全体を通して印象的なのは、何度かタイムリープする中で「出来事は変化する。」でも「相手を思う気持ちは変化しない。」むしろ「お互いの気持ちを知っていくにつれて、想い合う気持ちと救いたいという気持ちが循環して大きく強くなっていく」そういう部分も素敵だと思いました。

ソルは何度かタイムリープし、少しずつ未来を変えていきます。その中のどの時間でもお互いを想う気持ちは変わらず、むしろ強く、深くなっていくのです。その“想いの循環”こそが運命を変えていく力となったのではないかとも感じられました。

そして3回目のタイムリープで、ソルが未来から来たことを知ったソンジェは、「ソルがいる2023年に向かっていく」とソルに伝えるシーンでは、言葉にできない感動がありました。その後、最後のタイムリープでは、ソルはソンジェと関わらない人生を選びます。それは彼を救うための、ソルにとっては最善の選択です。

そのタイムラインのソンジェはEclipseのボーカルではなく俳優になっており、ソルの存在を知らない人生を送っていました。でも、ソルの記憶はなくても、心の奥底にはソルとの絆が確かに残っていました。

「ソルがいる2023年に向かっていく」という言葉の通り、映画監督になるのが高校時代の夢だったソルに向かっていく為に俳優になったのかと思うと、本当に感動的でした。記憶はなくても、心が導くように再び出会う二人。その姿はまさに「運命」という言葉がぴったりでした。

『ソンジェ背負って走れ』は、観る人によって感じ方が違う作品かもしれません。恋愛ドラマとしても楽しめますし、人生を見つめ直すヒューマンドラマとしても心に響きます。

私はこのドラマを通して、「今を大切に生きること」「人を想う気持ちは時間も記憶も越える」というメッセージを強く感じました。悲しみの中にも希望があり、切なさの中にも美しさがある。観終わった後、しばらく心が温かい余韻に包まれました。

このドラマの魅力は、単に「悲しい」だけで終わらないところにもあると感じます。悲しさや切なさの中にも清らかさがあり、観ている人の心を包み込むような優しさがあります。どんなに切なくても、それが苦しみではなく、美しさとして胸に残る──そんな不思議な感覚を味わいました。


『ソンジェ背負って走れ』は、悲しさ・切なさ・温かさ・幸福感など、いろんな感情が画面からあふれ出す不思議なドラマです。何度も繰り返される同じシーンも、物語が進むたびに意味が深まっていき、「あの瞬間にはこんな想いがあったんだ」と気づかせてくれます。悲しいのに温かく、切ないのに幸せを感じる──そんな感情が自然に流れ込んでくる作品です。

私自身、このドラマを観て「こんなにも心を揺さぶられる作品がまだあるんだ」と感じました。観終わったあと、悲しさも切なさも含めて「人を想うことって美しいな」と心が温かくなりました。韓国ドラマがさらに好きになった作品です。

『ソンジェ背負って走れ』配信情報

『ソンジェ背負って走れ』は、推しとのロマンスにとどまらず、人生のどん底からもう一度立ち上がる勇気や、「大切な人を守りたい」というまっすぐな願いを描いた作品です。タイムリープで過去をやり直すというファンタジー設定の中に、誰もが共感できる青春のきらめきと喪失の痛みがぎゅっと詰まっています。

まだ観ていない方はもちろん、すでに完走した方も、原作小説やウェブトゥーンの世界にも足を踏み入れて、この切なく温かいラブストーリーを味わってみてください。

配信『ソンジェ背負って走れ』

U-NEXT 独占配信 ソンジェ背負って走れ

 
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