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ずっと気になっていた韓国ドラマ『愛だと言って』を、ようやく観ました。全16話を3日間で一気に観てしまうくらい、心をつかまれる作品でした。
ずっとDisney+ (ディズニープラス)のお気に入りに登録はしていたのですが、ずっと観るのをためらっていたんです。でも主演のイ・ソンギョンさんの演技が本当に好きで、「やっぱり、新作が始まる前に観ておきたい」と、思い切って再生ボタンを押しました。
観るのをためらっていたのは、あらすじに「復讐」の文字があったから。もともと私は、復讐がテーマのドラマが苦手で、主演のイ・ソンギョンさんは好きなのに、なかなか観る気持ちになれませんでした。でも、実際に観てみると、予想していたようなストーリーではなく、優しさと葛藤がにじみ出る静かな物語。
登場人物たちが抱える思いや、その関係性の変化に心を動かされ、観ているうちに自分自身の中にあるモヤモヤも、少しずつ晴れていくような感覚がありました。
このドラマに出会えて本当によかった。そんな思いをこめて、この記事を書いています。
紹介している作品は、2025年11月時点の情報です。現在は配信終了している場合もございますので、詳細は公式ホームページにてご確認ください。
愛だと言って
(사랑이라 말해요)
全16話
2023年2月22日 スタート
最終話まで配信されています
Disney+ (ディズニープラス) 独占配信
愛することが、こんなにも痛いなんて──。
13年間音信不通だった父の死をきっかけに、突然、住み慣れた家を追い出されたウジュ(イ・ソンギョン)たち3兄妹。家族を支えて生きてきた彼女に残されたのは、「私たちが苦しんだ分苦しませる」という復讐心だった。
その矛先に立つのは、父の再婚相手の前夫との息子ドンジン(キム・ヨングァン)。寂しさを背負いながらも静かな優しさを持つ彼に、ウジュの心は次第に揺れ動いていく。
「どうしてこんな人を憎めるの?」
傷ついた心と心がすれ違い、やがて重なり合っていく中で、ウジュは本当の「愛」と向き合い始める。復讐と恋、その狭間で揺れるふたりが選ぶのは、過去を断ち切ることか、それとも許すという勇気か。
裏切りから始まった出会いが、やがて癒えない傷をそっと包む──。誰かを許すことでしか始まらない、切なくも美しいラブストーリー。
強がりだけど、どこか脆い。心に傷を抱えた女性。
中学時代はアーチェリーに打ち込んでいたが、事故で夢を断念。そんなウジュの人生は、父の裏切りと突然の死によって一変する。家を追われ、家族の幸せも奪われた彼女の心に芽生えたのは、強い復讐心だった。
復讐の相手は、父の再婚相手の息子・ドンジン。
けれど、どこか寂しさを背負い、優しさを秘めたドンジンの姿に触れるたび、ウジュの心には複雑な感情が生まれていく。
憎むはずの相手に、どうしてこんな気持ちになるの?
怒りと戸惑い、そして知らず知らず芽生える想い。復讐と愛のあいだで揺れるウジュの感情が、静かに物語を動かしていく。
静かなまなざしの奥に、深い孤独を抱える男。
展示会・見本市を手がける会社「チェソン展示会」のCEO。いつしか仕事に没頭することで孤独を紛らわすようになり、気づけば“ワーカホリック”に。
かつて7年間付き合っていた恋人に突然別れを告げられた過去があり、大好きだったキャンプにも足が向かなくなってしまった。
そんな彼の人生は、ある日突然、変わり始める。
現れたのは、怒りと悲しみを胸に秘めた女性、シム・ウジュ。彼女の冷たい視線の裏にある感情に触れながら、ドンジン自身もまた、閉ざしていた心の扉を少しずつ開いていく。
優しさと孤独を併せ持つドンジンの静かな眼差しが、ウジュの復讐に揺れる心をそっと包み込む──。
あたたかさで包み込む、ウジュの“もうひとつの居場所”。
穏やかな街角で薬局を営む薬剤師。瓦屋根の家にひとりで暮らしており、行き場を失ったウジュとその兄妹に、ためらうことなく部屋を貸す心優しい人物。
厳格な家庭で育ちながらも、どこか懐の深いユン・ジュンは、ウジュとは長年の付き合い。親友のようで、兄妹のようでもある──そんな絶妙な距離感で、彼女の心の支えになっている。
誰よりもウジュの気持ちに寄り添い、ときに何も言わず見守る姿が印象的。また、ヘソンやジグとも親しく、穏やかな人間関係を大切にしている存在でもある。
傷ついたウジュにとって、ユン・ジュンの存在は、小さな安らぎであり、心の避難所なのかもしれない。
後悔と未練を抱えた、ドンジンの“過去”。
美術館の館長としてキャリアを積む一方で、心の奥には拭いきれない想いを抱えている女性。
かつてハン・ドンジンと7年間交際していたが、ある日突然キャンプ場で一方的に別れを告げ、その後、別の男性と結婚。結婚式の招待状をドンジンに送りつけるなど、挑発的な行動も見せる。
表向きは自信に満ちたミニョンだが、実は別れたことを深く後悔しており、かつて住んでいた家──ドンジンの向かいの家──に戻ってくる。その行動は、彼への未練と心の揺れを物語っている。
強さと弱さが同居するミニョンの存在は、ドンジンとウジュ、ふたりの関係に複雑な影を落としていく。
しっかり者の長女、だけど恋にはちょっと不器用。
シム家3兄妹の長女で、ウジュのお姉さん。銀行ではマネージャーとして働くキャリアウーマン。妹・ウジュとドンジンの距離を縮めようとあれこれ手を尽くすなど、家族思いでお節介な一面も。
その一方で、自分自身の恋愛にも向き合い始め、銀行で警備員として働くスホに少しずつ心を寄せていく。
クールに見えて、実は情に厚くて繊細。笑って泣いて、時に空回りもしながらも、周りの人を思いやるヘソンの姿が物語にあたたかい彩りを添えている。
夢に向かって迷いながら進む、自由気ままな末っ子。
シム家の末っ子で、ヘソンとウジュの弟。公務員試験を目指していたが、「自分には合わない」と潔く見切りをつけ、アルバイトで小遣いを稼ぎながら、歌手になるという夢に向かって歩き出す。
時には家族とぶつかり、家を飛び出してしまうこともあるけれど、本当は誰よりも素直で感受性豊か。家出中はドンジンの家に身を寄せながら、少しずつ自分の居場所と夢を探している。
自由奔放だけど憎めない、思わず応援したくなるような存在。ジグの成長と変化も、この物語に欠かせないピースのひとつ。
強さと優しさを併せ持つ、シム3兄妹の母。
ウジュ、ヘソン、ジグの3人を離婚後は女手ひとつで育ててきた、たくましいお母さん。
家族がどんなに傷ついても、何があっても、子どもたちの味方であろうとするその姿には、深い愛情と人生の重みがにじんでいる。
決して派手ではないけれど、彼女の一言一言が、物語の中で静かな力となり、家族をつなぎとめていく。
ドンジンを支える、頼れる相棒であり親友。
展示会運営会社「チェソン展示会」の共同代表であり、ドンジンとは仕事だけでなくプライベートでも信頼し合う親友関係。
冷静でユーモアもあり、沈みがちなドンジンにとって、ソヌの存在はかけがえのない支えになっている。
また、ミニョンとは以前から先輩と後輩として気心の知れた関係。周囲の人間模様を静かに見守りながら、自分なりの距離感で関係を築いていく大人なキャラクター。
物語の中で、ソヌの温かな視線とバランス感覚が、時に緊張をやわらげ、深みを与えてくれる。
このドラマを観終わったあとに感じたのは、「人を許すことって、こんなに難しくて、それでもこんなに大切なんだな」という気づきでした。
ウジュは父親の不倫と裏切りによって、人生が狂わされ、怒りと復讐心がある時に爆発してしまいます。でも、実際に復讐の相手であるドンジンに出会い、知っていくにつれ、彼の優しさや苦しみを知り、自分の中の怒りが少しずつ変化していくんです。
このドラマの主人公ウジュとドンジンは、それぞれに深い心の傷を抱えながらも、人に優しくする力を持っている。そして、ウジュもドンジンも、それぞれの親の行動によって傷ついてきた人。
だからこそ、お互いを知っていく中でいちばんの理解者になっていたのだと思う。行動の裏にある理由や言葉にならない言葉、そういうものが、なぜか感覚的に分かってしまい通じ合える存在になっていく。
この過程がすごく丁寧に描かれていて、私も過去の嫌なことやモヤモヤした気持ちを、一緒に気持ちを整理していくような感覚になりました。
「許す」って、相手のためじゃなく、自分の人生のために必要なことなんだと、教えてもらった気がします。
観る前は、あらすじにある「復讐」という言葉から、ドラマに対して重たいイメージを持っていたんですが、実際は全然ちがいました。
もちろん軽くはないけれど、むしろ「人間の心のやわらかい部分」にじっくりと寄り添ってくれるような、静かで深い物語でした。
テンポもゆっくりで、心の動きが細やかに描かれているので、急展開やドロドロした展開を期待している人には合わないかもしれません。
でも私はこの「余白の多さ」がとても心地よかったです。観ながら「この人は今、こう感じてるのかな?」と、登場人物の気持ちを想像し、自分の気持ちとも自然に向き合える時間でした。
そして、主人公のウジュとドンジンの関係だけでなく、ウジュの兄妹や母親、学生時代からの友人など、まわりの人たちとの関係性も本当にあたたかくて良かった。
それぞれが傷を抱えていても、相手を思いやろうとする姿に胸がじーんとしました。ドロドロの対立ではなく、「人と人が少しずつ理解し合おうとする過程」がていねいに描かれているのが、この作品の大きな魅力です。
映像の演出も印象的で、最初は少し違和感がありました。でも物語のゆっくりなペースとマッチしていて、その違和感があったからこそ、ゆっくりと物語に引き込まれていく過程がとても自然でした。固定されたカメラ、落ち着いた動き、無駄のないセリフ。その中に感情の波が見える演出が、本当にすばらしかったです。
たとえばドンジンの感情が大きく揺れる場面では、映像自体が揺れていて、心を打たれました。ドンジンは本当に本当に優しい人。でも、母親の性格から傷付いた経験も多く、感情を押し殺して生きてきたような人でもあって。そのドンジンの感情が動くって、彼にとってはとても大きな変化なんだと感じたし、とても印象的でした。
また、ウジュの服の色が心の変化と共に少しずつ明るくなっていくのも、細やかでやさしい演出だと感じました。この作品は、登場人物の口数が少ないぶん、セリフでは語られない部分が映像で伝わってきて、表情や間、色彩などで心情を感じ取る楽しみがあります。自分自身の心の中とも自然に向き合えるような、そんな時間でした。
特に、ウジュとドンジンが静かに見つめ合うシーンは、言葉がなくても感情が伝わってきてドキドキしたり、涙が出たり、ということが何度もありました。こういう「感じるドラマ」が好きな人にはたまらないと思います。
Flower – Roy Kim
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このドラマの一番の魅力は、言葉に頼らずに人物の感情を伝えてくるところだと思います。
登場人物の心の動きが、表情や間、映像の色味やカメラワークなどを通じてじわじわと伝わってくるので、気がつくと自分も登場人物の気持ちに深く入り込んでいました。派手な演出はありませんが、その分、繊細でリアルな感情表現がとても印象的です。
他の韓国ドラマと比べて、この作品はテンポがゆっくりで、刺激的な展開や派手な事件は少ないかもしれません。
でもだからこそ、観終わったあとにもじんわり心に残ります。ふとしたときに良かったシーンを思い出して、また感動して泣いてしまうような──そんな余韻の深さが、このドラマにはあります。
Disney+ (ディズニープラス) 独占配信
ディズニープラスは、ディズニーが展開する定額制公式動画配信サービスです。
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2つのプランの違い
プランによる違いは以下の4つです。視聴する環境や家族構成などによって、あなたに最適なプランを選ぶことができます。
| ディズニープラス スタンダードプラン | ディズニープラス プレミアムプラン | |
| 料金 (税込) | 月額1,140円 年額11,400円 (2か月分お得) | 月額1,520円 年額15,200円 (2か月分お得) |
| 最高画質 | 1080P Full HD | 4K UHD & HDR |
| 最高音質 | 5.1サラウンド | ドルビーアトモス |
| 同時視聴 | 2台 | 4台 |
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