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かつて国民の英雄だった、オリンピックメダリストたち。
その彼らが、今度は“警察官”として社会の闇に立ち向かう──。
韓国ドラマ『グッドボーイ』は、栄光から転落した元アスリートたちが、警察の特殊チームとして再び人生と向き合う再出発の物語です。
主演はパク・ボゴム、キム・ソヒョン、イ・サンイなど、実力派かつ人気俳優が集結。アクション、ヒューマンドラマ、社会派テーマが絡み合う、熱くて胸に沁みる一作です。
グッドボーイ
全16話
アクション
コメディ
犯罪捜査
ロマンス
2025年6月1日(日)スタート
毎週 日曜日と月曜日
(韓国ほぼ同日)
0時40分
Amazonプライムビデオ 独占配信
再び立ち上がれ、“元・英雄”たちの逆転ストーリー
かつて国を沸かせたオリンピックメダリストたちが、11年ぶりに復活した“国家代表特別枠”で警察官として再出発。
栄光の裏で彼らを待っていたのは、生活苦や負傷、誤解、社会からの冷たい視線だった。それでも彼らは、もう一度自分を信じて、特殊犯罪に立ち向かう決意をする。
元ボクシング金メダリストのドンジュ(パク・ボゴム)は、不当な追放を乗り越えて警察官に。
天才射撃手だったハンナ(キム・ソヒョン)は、父の背中を追いかけて制服に袖を通す。
フェンシング、レスリング、円盤投げなど、異なる競技で戦ってきた元アスリートたちが集い、それぞれのスキルを武器に“今度は正義のため”に戦う。
警察内部の偏見や社会の嘲笑にも屈せず、彼らはかつてのように信じ合い、支え合いながら「暴力」と「不正」に立ち向かう。
かつての英雄たちが“人としての強さ”を取り戻していく、熱くて痛快な再出発の物語。
元ボクシング金メダリスト/現・強力特別チームの巡査
「お前ら、空を見上げたことあるか?“恥じることのない生き方をしろ”って、母さんが言ってたんだ」
詩人・尹東柱と同じ名前を持ちながら、学生時代は喧嘩三昧。それでも、誰かをいじめたり道を外れたことは一度もない。ただ、売られた喧嘩を黙って受けていただけだった。
そんなある日、大きな乱闘騒ぎに巻き込まれ留置場送りに。ちょうどその時、病弱だった母が亡くなってしまう。母の遺言は、「名前に恥じない生き方をしなさい」。
その言葉を胸に、彼はボクシングを始める。
持ち前の打たれ強さと本能的なファイトスタイルで、わずか数か月でデビュー。無敗のKOマシーンとして注目され、国際大会で金メダルまで獲得した。しかし、ドーピング疑惑という濡れ衣により、一瞬で栄光の舞台から転落してしまう。
それから数年──。特別枠採用で警察官となり、今は強力犯罪に挑む日々。直情的で、少しおバカに見えるけれど、実は熱くてまっすぐ。拳だけでなく、心にも“正義”の火を宿した男。
忘れかけていた“ファイターの本能”を呼び覚まし、ドンジュは再び立ち上がる。マウスピースには、まっすぐに刻まれた文字──「J.U.S.T.I.C.E」。
元・射撃金メダリスト/現・強力特別チームの警部補
「的を正確に狙うまで、指は引き金にかけない。それがルールよ」
中学時代から“天才”と称され、国際大会の10m・50m種目で金メダルを総なめにした元トップ射撃選手。美しいビジュアルも相まって“射撃の女神”と呼ばれ、化粧品モデルとしても活躍。まるでアイドルのような人気を誇っていた。
けれど、注目を集めるほどに増えていく誤解や中傷──取材を断っただけで「天狗になった」と記事にされ、プレッシャーとストレスは彼女の心と体を蝕んでいく。やがて集中力を欠いた試合を最後に、ハンナは静かに引退を決意する。
それでも夢はあきらめなかった。警察官だった亡き父の背中を追い、特別枠で警察に入隊。しかし現実は、彼女のスキルより“華やかな経歴”ばかりが注目され、警察の広告塔として扱われる日々。
「変わりたい」と願いながらも、もどかしさだけが募る。
一見クールで無口。でも銃を手にした彼女は、誰よりも大胆で正確、そして鋭い。射撃の腕前は今も健在。銃器の知識も、運転テクニックも一級品。
ついに、彼女が本当に望んでいた“現場”に立つ日が来た。火薬の匂い、緊張感、あの熱──今度の標的は、紙の的じゃない。冷酷な悪と真正面から向き合う、ハンナの新たな戦いが始まる。
元・フェンシング銀メダリスト/現・強力特別チームの警部
「フェンシングの剣が曲がるのは競技場だけ。本気の勝負じゃ、容赦しない」
冷静沈着で完璧主義。国際大会で銀メダルを獲得し、アジア大会では金メダルも手にしたフェンシングの実力者。誰もが次の世界大会での金メダルを期待する中、ジョンヒョンは突然、剣を置く決断をする。背景にあったのは、決勝戦での怪我と、それによって抱えることになったトラウマだった。
裕福な家庭に生まれた彼にとって、フェンシングをやめても将来は約束されていた──と思われていたが、ジョンヒョンが選んだのは警察官という全く新しい道。しかも、警察学校では主席で卒業するという完璧さを見せる。
最初に配属されたのは、不正を取り締まる内部監査部門。しかし、優秀すぎるがゆえに周囲からは煙たがられ、昇進後はインソン地方警察庁へ異動。そこには、かつて心を寄せたハンナがいた。
ただ、彼の前に立ちはだかるのは、あの“お調子者”ドンジュ。取り柄もなく思える彼が、なぜかハンナのそばにいる。ジョンヒョンは冷静さを保とうとしながらも、ドンジュと向き合うたびに勝負師としての血が騒ぎ、思わず感情が先走ってしまう。
知性とプライドを武器にしながらも、恋にはちょっぴり不器用。そんなジョンヒョンの人間味あふれる姿も魅力のひとつ。
元・レスリング銅メダリスト/現・強力特別チームのチーム長(警部)
「人生はレスリングだ。ひっくり返されないよう、しがみついて踏ん張れ」
アジア大会グレコローマンスタイルで銅メダルを獲得した元レスリング選手。14年前に特別枠で警察に入った異色の経歴を持ち、今は“クセ者揃い”の強力特別チームを率いる頼れる(?)リーダー。
マンシクの信条は“倒すより、耐え抜け”。泥臭く、地道に這い上がってきた男。選手時代に培ったしぶとさと直感は、警察という現場でも武器になった。奇抜なアイデア、絶妙な嘘、鋭い嗅覚。腕力ではなく頭と腹で生き抜く、まさに“生存力のプロ”。
チームリーダーとしての威厳は……正直ちょっと頼りない。でも、いざという時に一番頼れるのもこの男。情に厚く、チームを陰で支える“折れそうで折れない無限のムグンファ(無窮花)”。
ドンジュとは警察官としての初任時代からの因縁あり。当時、問題児だったドンジュの事件を担当したことがあり、いまやそのドンジュをチームに抱えるハメに。でも、どこか放っておけないのがマンシクの人柄。
ちなみに、なぜかロシア語や東欧の言葉も少し話せる。…ただし、ほとんどが“試合で相手のメンタルを揺さぶるために覚えた罵り言葉”。
元・円盤投げ銅メダリスト/現・強力特別チームの警部補
「毎日走ったよ。明日は歩けるかと思って。明日は休めるかと思って。でも、走れば走るほど息が詰まるだけだった」
見るからに強面、体も大きくて無口。でもその内側には、誰よりも繊細で温かい心を持つ“優しき巨人”。子どもや動物を愛し、野菜とハーブを育てるのが癒しという、見た目とのギャップが魅力の警察官。
元は円盤投げのアジア大会メダリスト。子どもの頃、大きな体を活かして運動を始め、学費のために望まぬまま体育特待生となる。だが、いつしかその競技に本気で向き合い、代表選手として活躍するまでに。しかし、家庭を支えるために夢を諦め、指導者の道へ。
元バレーボール選手の妻と、かわいい子どもたちのため──ただその一心で、特別枠での警察官採用に挑戦。本当は特別チームなんて柄じゃない。でも、昇進のために仕方なくチームへ加わることに。
重厚な体格とは裏腹に、野菜中心の食生活を好むベジタリアン。昼休みに育てているのは、デスクの隅に並ぶ小さな鉢植え。口数は少ないけれど、ひたむきに、静かにチームの中で自分の役割を果たしていく──それが、ジェホンという男。
勝ちたいのではない。守りたいものがある。ただそれだけで、彼は今日も静かに“正義”のフィールドに立つ。
表の顔:模範的な税関職員/裏の顔:地下経済の黒幕
「努力すれば報われる? その幻想にしがみついてるの、見てる分には面白いよ」
表向きは、韓国の税関で働く7級公務員。誠実で几帳面な仕事ぶりが評価され、庁長から表彰されるほど信頼される人物。誰もが「まじめで感じのいい人」と口を揃える、そんな“優等生”だ。
だがそれは仮の顔にすぎない。
実は彼には、誰にも見せないもう一つの姿がある。
裕福ではない家庭に生まれ、努力と成績だけを武器に名門・韓国大学に入学。しかし、上には上がいる。生まれた瞬間から「ダイヤモンドのスプーン」をくわえていた者たちの前で、自分の「土のスプーン」が無力であることを痛感する。希望が絶望に変わった瞬間だった。
結局、大学を中退し、9級公務員試験に合格。そうしてたどり着いた税関という場所で、ジュヨンは現実を利用することを覚えた。
表では“真面目な職員”、しかし夜になると“地下経済の支配者”へと変貌する。
そして彼の裏の顔に、思わぬ人物が気づいてしまう。
柔らかな笑顔の裏に、冷たい策略と計算を秘めた男──ミン・ジュヨン。彼の存在が、チームの前に立ちはだかる“最も厄介な敵”になる。
「国家代表特別枠(국가대표 특별채용)」は、韓国ドラマ「グッドボーイ」に登場する架空の採用制度で、
国際大会でメダルを獲得した元アスリートたちが、特別枠で警察官として採用される
という設定です。
この制度によって、主人公たちは“第二の人生”として警察に再就職し、それぞれのスキルを生かして活躍していきます。
完全に同じものは存在しませんが、韓国にはスポーツ分野で優秀な成績を収めた人を特別に公職に登用する制度がいくつかあります。
以下はその代表的な例です:
【 体育特技者特別採用 】
※この制度は「スポーツ功績者への報奨」として、ある程度の年数にわたり一定の雇用や生活支援を提供する趣旨です。
【 兵役免除制度 】
韓国では、アスリートがオリンピックやアジア大会で一定のメダルを獲得すると、兵役が免除または短縮される制度もあります。
これも「国家の名誉に貢献した者への特例処置」として、国家代表選手のキャリア支援の一環です。
現実にあるか?
完全な形では存在しないが、似た制度(特別採用・優遇措置)はある
主な対象者
国際大会で成績を残した元アスリート(オリンピック・アジア大会など)
意図・目的
栄誉を称えつつ、引退後の進路支援、公的職業への道を開くため
ドラマでは
元国家代表たちが再びチームとなり、社会の不正や犯罪と戦う物語の核になっている
パク・ボゴムが演じている、ユン・ドンジュ。彼の名前は、詩人の尹東柱(ユン・ドンジュ)と同じ名前だというシーンがありました。
この名前が何を意味するのか、調べて少し考察してみました。
【 実在の人物(1917年〜1945年 】
尹東柱(윤동주, Yoon Dong-ju)は、日本統治時代の朝鮮で活動した韓国の代表的な詩人です。
韓国では「良心と純粋さの象徴」「静かな抵抗の精神を体現した詩人」として、国民的に広く知られ、尊敬される存在です。
ドラマのユン・ドンジュ(パク・ボゴム)は、喧嘩ばかりしていた少年時代を経て、ボクシングで成功しながらも、ドーピング疑惑で表舞台を追われ、再び“正義”と向き合うことになる人物です。
【 名前負けした、と言われるような過去 】
→ 本人も「名前とは裏腹な人生」と言っています。
しかし──
これらを通じて、本当の意味で“ユン・ドンジュ”という名にふさわしい人間になっていく姿が描かれます。
【 象徴としての意味 】
尹東柱という名前
清らかさ、誠実、良心、正義
ドラマのドンジュの成長
暴力や誤解を超え、“名前にふさわしい人物”になろうとする旅
詩人と拳闘家の対比
静かに言葉で訴えた詩人と、拳で正義を貫こうとする警官。
どちらも「まっすぐに正しさを信じる」魂の持ち主。
この名前は、単なる偶然ではなく、
そんな、ドラマ全体の“良心の芯”のような役割を果たしているのでは?
하늘을 우러러 한 점 부끄럼 없기를
잎새에 이는 바람에도 나는 괴로워했다
(意訳)
空を仰いで、少しの恥もないように
葉に吹く風にも、私は心を痛めた
この詩の一節は、ドラマの中でもセリフとして引用されており、ドンジュの“生き直し”の物語と重なる重要なモチーフとなっています。
無窮花(むくげ/韓国語:무궁화・ムグンファ)は、韓国の国花です。
漢字で書くと「窮(きわまる)ことが無い花」と書き、つまり「永遠に咲き続ける花」という意味を持ちます。
韓国ではこの花が「しぶとさ」や「忍耐力」「不屈の精神」の象徴とされており、国歌にも登場するほど、愛国心や民族の誇りと強く結びついている花です。
チーム長である、コ・マンシク(演:ホ・ソンテ)の紹介文での「ムグンファ(無窮花)」は、**「警察として花開く(=昇進する、結果を出す)」**という意味に重ねて使われているかもしれません。
「折れそうで折れない無限のムグンファ(無窮花)」
これは、
という、コ・マンシクのキャラクター性(不器用だけど、しっかりチームを支えている存在)を表現する比喩とも言えそうです。
まとめると
Get in the Ring – MAX
Love Will Find A Way – Young K
With Your Love – HYNN
Brand New Day – TWS
All Alone – George
スポットライトの下から姿を消した元アスリートたちが、今度は正義という名のフィールドで再び輝こうとする『グッドボーイ』。
涙と笑い、そして手に汗握る展開が詰まったこの作品は、どこか不器用でも懸命に生きようとするすべての人に、静かにエールを送ってくれるはずです。
“もう一度立ち上がる勇気”をもらいたい人に、ぜひ見てほしいドラマです。
2025年6月1日(日)スタート
毎週 日曜日と月曜日
(韓国ほぼ同日)
0時40分