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「永遠の命」と「別れの運命」が交差するとき、愛はどんな意味を持つのでしょうか?
韓国ドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』は、美しい映像と心揺さぶるストーリーで多くの人の心をつかんできた珠玉のファンタジーロマンス。
不滅の存在“トッケビ”と、彼を救う運命を持つ少女との切なくも温かな物語は、見終えたあとも長く心に残ります。
この記事では、キャラクター、見どころ、脚本家の魅力まで、たっぷりとご紹介します。
トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜
(쓸쓸하고 찬란하神 – 도깨비)
全16話
“永遠の命”を終わらせるために始まる、切なくも美しい恋の物語
高麗時代、戦場で数々の功績を残した英雄キム・シン(コン・ユ)は、若き王の嫉妬により“逆賊”として命を落とす。しかし神の力によって、不滅の命を生きる“トッケビ(鬼)”として現世にとどまることになる。
何世紀にもわたり生き続ける中で、彼が唯一望むのは「この命を終わらせること」。それが叶うのは、ただひとり、“トッケビの花嫁”と呼ばれる存在だけ。
そして現代──。
幽霊が見える女子高生チ・ウンタク(キム・ゴウン)は、ある日トッケビを偶然呼び出し、自分が“トッケビの花嫁”だと告げる。
一方で、キム・シンの家臣の末裔ユ・ドクファ(ユク・ソンジェ)が勝手にシンの家を“死神”(イ・ドンウク)に貸してしまったことから、トッケビと死神という不思議な組み合わせの同居生活が始まる。さらにウンタクも居候として加わり、静かだった家は次第に賑やかさを増していく。
天真爛漫で前向きなウンタクとの日々に、心を揺らされていくシン。死神は、ウンタクのバイト先のチキン店を営む美しくミステリアスな女性サニー(ユ・インナ)と出会い、次第に特別な感情を抱くようになる。
4人の運命は不思議な縁で結ばれていて、それぞれが抱える過去と秘密が少しずつ明らかになるにつれ、物語はやがて深く、切ない真実へと向かっていく。
かつて高麗時代に「武神」と称された将軍キム・シン。無数の命を守り抜いた英雄だった彼は、王の嫉妬によって最期を迎える。
しかし、神によって“不滅の命”を授かった。この“不滅の命”は、神からの恵みなのか罰なのかも分からないまま、老いることもなく以来935年も孤独な時を生きてきた。
胸に突き刺さった剣は、唯一「トッケビの花嫁」だけが抜くことができるという呪いとともに──。それは永遠の命から解放される、たった一つの道でもあった。
そんなある日、彼の前に現れたのは「自分がトッケビの花嫁だ」と名乗る19歳の少女・チ・ウンタク。彼女の笑顔に心が揺れ、死を望んでいたはずの人生に、再び生きる意味が芽生え始める。
威厳と優しさ、悲しみとユーモアを併せ持つ、不器用で切ない“不滅の男”。
明るく前向きな性格が魅力の高校3年生、チ・ウンタク。ふつうの女子高生でいたいけれど、実は生まれた時から“特別”な運命を背負っていた。
幼い頃から幽霊が見えるという不思議な力を持ち、母の死後は心ない親戚たちのもとで孤独な日々を過ごしてきたウンタク。そんな彼女の人生に突然現れたのが、胸に剣を刺したまま生きる不滅の存在・トッケビ。
トッケビの前でろうそくの火を吹き消すと、彼が現れる──。そんな小さな奇跡に胸をときめかせ、いつしか彼を呼ぶのが日課になっていきます。
そしてウンタクは、自分が「トッケビの花嫁」であり、彼の永遠を終わらせることができる唯一の存在だと知る。
運命に導かれた2人の出会い。生と死のはざまで揺れる恋心。純粋でまっすぐなウンタクの存在が、トッケビの孤独な心を少しずつ溶かしていきます。
静かな存在感とどこか切ない雰囲気をまとった“死神”は、亡くなった人々をあの世へと導く、不思議な力を持つ存在。
冷静で無表情に見えるけれど、実はどこかピュアな一面も。ドクファの紹介で、トッケビことキム・シンと同居することに。
自分の名前も、過去もすべて忘れてしまっている彼は、「前世で最も重い罪を犯した者」として死神となった記憶喪失の存在。自分がどうしてこうなったのかもわからないまま、淡々と日々の死神としての“仕事”をこなす中で、ある日出会ったのが、明るく自由奔放な女性・サニー。
初対面なのに、なぜか胸が締めつけられるほど懐かしい気持ちに襲われる死神。彼女との出会いが、閉ざされていた過去への扉を少しずつ開いていくことに──。
美しさと強さを兼ね備えたチキン店のオーナー、サニー。どこか気だるくてミステリアスな雰囲気を漂わせながらも、実は情に厚く、さばさばとした性格の持ち主。
孤独な人生を歩んできた彼女は、恋にも人生にもどこか達観したような余裕があり、自分らしく自由に生きています。
そんな彼女の前に現れたのが、少し変わった雰囲気の男──死神。彼の寡黙で不器用な言動に最初は戸惑いつつも、どこか切なげなその瞳が心に引っかかり、次第に目が離せなくなっていきます。自分のことを多く語らず、謎めいた部分ばかりの彼に惹かれていくサニーの恋は、どこか切なく、そしてどこまでも純粋。
華やかで大人っぽく見える彼女ですが、本当はとてもまっすぐで、誰よりも優しい心を持つサニー。その魅力は、物語の中で静かに、でも確かに輝いています。
トッケビを代々支えてきたユ家の末裔。財閥チョヌグループの御曹司として生まれ、自由奔放で少し生意気、お金にも甘いけれど、どこか憎めない愛嬌の持ち主。
最初はトッケビの存在を軽く見ていた彼ですが、次第にその不滅の人生に潜む哀しみや孤独に気づき、心から支えたいと思うようになります。お調子者のようでいて実は情に厚く、誰よりも空気を読んで動けるタイプ。ふとした場面で見せる優しさや思慮深さには、思わず胸を打たれることも。
物語にユーモアと温かさを添える存在でありながら、トッケビと死神、そしてウンタクとの不思議な関係性に深く関わっていく重要なキャラクター。
ときに赤い服の美しい女性として、またあるときは謎めいた老婆の姿で現れる“産神”である三神ハルメは、命の誕生と運命を司る神秘的な存在。
登場人物たちの人生の分岐点にさりげなく姿を現し、導いたり、試したりと、すべてを見通すかのような深いまなざしで物語を見守っています。
その言葉や行動の一つひとつに意味が込められており、ストーリーに大きな影響を与えるキーパーソン。神でありながら人間味のあるユーモアも持ち合わせており、不思議と心を惹かれる存在です。
チョヌ財閥の会長であり、ドクファの祖父。代々トッケビを支えてきたユ家の現当主として、キム・シンとは家臣を超えた深い信頼関係で結ばれている。
時に父のように、時に古くからの友人のように、長い時を生きるトッケビに寄り添ってきた存在です。
穏やかながら芯のある人柄で、財閥のトップとしての貫禄もありつつ、ユーモアと温かさを忘れないその姿は、物語に安心感を与えてくれます。
静かに語られる彼の言葉からは、過去と現在をつなぐ重みと優しさが感じられる。トッケビの秘密を知る数少ない人物のひとり。
チョヌ財閥の御曹司ドクファを支える、有能で誠実な秘書。冷静沈着で仕事も完璧にこなす一方、どこか人間味あふれる温かさを持ち、陰ながらドクファやその周囲の人々を支える頼れる存在。
本人は気づいていないものの、実は過去にトッケビに助けられていたことがあり、運命の糸が静かに繋がっていたというエピソードも。そんなさりげない縁が、物語に深みとあたたかさを添えています。
若くして王位についた高麗の王。名は「王黎(ワン・ヨ)」。誠実さと忠義で人々の尊敬を集める武臣・キム・シンに対し、次第に嫉妬と猜疑心を募らせていきます。
自身の妃であるキム・ソンの兄がキム・シンと知りながらも、その信頼を裏切り、悲劇へと導いてしまう──。
未熟さゆえの孤独と恐れが、取り返しのつかない選択をさせてしまった青年王。その姿はただの悪役ではなく、人間の弱さと哀しさを象徴する存在として物語に深みを与えます。
高麗時代の王妃であり、トッケビことキム・シンの最愛の妹。優しく聡明で、美しさと気品をあわせ持つ女性です。
兄であるキム・シンを深く慕い、国の未来と家族を思って懸命に生きていましたが、若き王の嫉妬と疑念に巻き込まれ、悲劇的な最期を迎えることに。
「金善(キム・ソン)」という名の通り、純粋で善良な心を持ち、その悲しき運命は物語の核にも大きく関わっています。時を超えて語られる兄妹の深い絆が、ドラマに切なさと温かさをもたらします。
『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』の脚本を手がけたのは、韓国屈指のヒットメーカー、キム・ウンスクさん。
『シークレット・ガーデン』『太陽の末裔』『ミスター・サンシャイン』など、どれも名だたる大ヒットドラマばかり。心に残る洗練されたセリフ、美しくも切ない世界観、キャラクターたちの感情の機微を丁寧に描く筆致に定評があります。
『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』では、「死」や「永遠の命」といった重いテーマを、ユーモアやロマンス、そして詩のようなセリフで優しく包み込み、多くの視聴者の心を打ちました。
『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』は、彼女が“人生作”と呼ばれるほど思い入れを込めた作品で、幻想的な物語の中に、生と死、愛と別れの哲学を美しく描き出しています。
『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』は、ただの恋愛ドラマではなく、愛と喪失、生と死、運命と選択──人生の美しさと儚さを、静かに、そして力強く語りかけてくれる作品です。
はじめて私がトッケビを見てから何年も経っていて、どんどん新しいドラマが配信されているのに、今でも大好きなドラマ。
どんなストーリーか、どんな最終回なのか、すべてを知っていても、見るたびに心が揺さぶられる作品で一番おすすめの韓国ドラマです。

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