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芸能界の頂点に立つ“国民的スター”と、正義を信じてスクープを追う“元政治部記者”。その二人が、まさかの“憎み合い”から、恋に落ちるなんて。
2025年11月3日から配信開始の『憎らしい恋』は、意地と誇りがぶつかる“ディス戦争”の先に、誰も予想しなかった“ときめき”が待つ新感覚のロマンティックコメディです。
主演には、世界的ヒット作に出演した イ・ジョンジェ と、ドラマ界きっての実力派 イム・ジヨン。経験とプライドがぶつかる現場で、彼らの“本気の火花”が炸裂します。芸能界という華やかな世界を舞台に、笑いと胸キュンが描かれます。
この記事では『憎らしい恋』のキャスト情報やあらすじ、視聴できる配信サービス、登場人物紹介までたっぷりご紹介します。
憎らしい恋
(얄미운 사랑)
全16話
2025年11月3日(月) スタート
毎週 (月)(火) / 韓国同日
配信スケジュール
第1話,第2話:11/3(月),4(火)
第3話,第4話:11/10(月),11(火)
第5話,第6話:11/17(月),18(火)
第7話,第8話:11/24(月),25(火)
第9話,第10話:12/1(月),2(火)
第11話,第12話:12/8(月),9(火)
第13話,第14話:12/15(月),16(火)
第15話,第16話[終]:12/22(月),23(火)
22時30分〜
Amazonプライムビデオ 独占配信
ブランクを経て奇跡的にトップスターの座に返り咲いた俳優、イム・ヒョンジュン。テレビでも映画でも“ラブストーリーの帝王”として再び脚光を浴びたいと願っているが、現実は甘くない。
彼が演じるのはいつも、強力班で事件を追いかける“刑事”ばかり。世間は彼を「優しい刑事カン・ピルグ」と呼び、国民的俳優として愛するが、そのイメージに縛られ、いつの間にか彼は初心を失っていた。
そんなヒョンジュンの前に、ある日突然現れたのが元政治部の記者、ウィ・ジョンシン。政治家の不正を暴こうとして芸能部へ飛ばされた彼女は、真っすぐすぎる性格が災いして、いつも周囲と衝突してばかり。理想と正義だけを信じて走り続けてきたジョンシンにとって、芸能ニュースの世界はまるで別の惑星だった。
そんな彼女が最初に担当するのが、よりによってヒョンジュンの取材。
出会いは最悪、会話は常に言い争い。
彼の軽薄さが気に入らないジョンシンと、彼女の生真面目さが鬱陶しいヒョンジュン──最初から相性最悪の二人だった。
ところが、ある日ジョンシンが仕事のために観た、ヒョンジュン主演ドラマ『優しい刑事 カン・ピルグ』に心を奪われる。そこに映っていたのは、取材で出会った皮肉屋の俳優ではなく、弱者を守る温かいまなざしの“カン・ピルグ”という男。
その瞬間から、ジョンシンの中で何かが変わり始めた。彼の演技に感動し、彼という人間を少しずつ理解したいと思うようになる。
現実では火花を散らす犬猿の仲。けれど、カメラの前では思いがけない“ときめき”が生まれる。互いにぶつかり合いながらも、いつしか相手の中に、自分が失っていた“情熱”や“誠実さ”を見つけていく。
華やかなスポットライトの中で孤独に戦うトップスターと、真実を信じ続ける一人の記者。すれ違いと誤解、ファン心理とプライドが複雑に交錯する中で、二人は少しずつ、互いの心の奥に踏み込んでいく。
憎らしいほど正直で、まっすぐで、だからこそ愛おしい。偏見を壊し、心を開いていく過程が痛快で温かい、笑って、きゅんとして、少し泣ける“大人のロマンティックコメディ”。
演:イ・ジョンジェ
“正義の刑事” イメージに閉じ込められたトップスター。
30歳の頃、ある映画で一瞬だけ脚光を浴びた──本当に、ほんの一瞬だけ。
そのまま俳優として順調に成功していくかと思われたが、何らかの理由で業界から忽然と姿を消し、自分を支えてくれた元マネージャーと共に台本の印刷所を営みながら「自然人」として静かに暮らしていた。
そんなある日、映画学科の学生の熱烈な依頼で出演したインディーズ映画が、世界中の映画祭で受賞を重ね、ヒョンジュンの人生は一変する。
まるでモノクロのドキュメンタリーのようだった日々が、一気にカラフルなロマンチックコメディへと変わったのだ。
その後すぐ、映画の拡張版であるドラマ『優しい刑事 カン・ピルグ』に主演が決まり、シーズン1では最高視聴率24.3%を記録する大ヒット。シーズン2、3、4と続き、“ドラマの顔”と呼ばれる存在となった。
しかし喜びも束の間、彼は“正義感が強く質素な刑事”というイメージがすっかり定着し、ロマンスドラマやラブコメのキャスティングどころか、輸入車すら自由に乗れない立場になってしまう。
そんなマンネリ気味の日々の中、ある日トイレで出会った“頭のおかしい女”ジョンシンと最悪の形で関わってしまう。
そして次に会ったとき、その女は「記者」としてインタビューに現れたのだった!
それ以降、彼の仕事のたびにジョンシンが現れては邪魔をする。──まさに、これ以上ない“最悪の縁”。
演:イム・ジヨン
“正義を取ったら、何も残らない” ウンソン日報の元政治部、現芸能部の記者。
ジョンシンは高校生のときに、両親を交通事故で同時に亡くし、年の離れた幼い弟と二人きりで生きてきた。自分と弟を守るために、厳しく、疑り深く、情に流されない性格に育った。世の中も、人も信用できなかった。
高校時代にある事件をきっかけに記者を志し、人間関係は最悪でも、実力だけは誰にも認められる記者になった。
そうして政治部記者として12年目を迎えた頃、7年前に起きたウ・ヨンソク補佐官自殺事件に関係するハ・ギワン金融資金管理院長(元国会議員)の接待疑惑を取材していたジョンシンは、上層部からの圧力で政治部から姉妹紙の芸能部へ左遷されてしまう。
突然、芸能部記者となった彼女は、俳優イム・ヒョンジュンとことあるごとに衝突し、犬猿の仲に。しかしそんなジョンシンが、なんとヒョンジュンの“オタク”になってしまう!
彼をちゃんと調べようと見たドラマ『優しい刑事 カン・ピルグ』シリーズにドハマりしてしまったのだ。
こうして彼女は人生で初めて、誰かを本気で好きになる。
でも、芸能界で抹殺されるようなことをしておきながら、推し活だなんて…そんなこと、できるはずがない。だから……こっそり推すことにした。
演:キム・ジフン
メジャーリーグ出身。現・スポーツウンソン社 社長。
大手財閥の三男として生まれながら、家業ではなく野球の道を選び、国家代表として活躍。実力を認められ、ついにはメジャーリーグにまで進出した。国民に愛されるスポーツスターとなった彼だったが、アメリカ進出から1年も経たないうちにケガで引退を余儀なくされる。
その後、アメリカに派遣されてきたファヨンと激しい恋に落ち、彼女にプロポーズして未来を誓うが、ほどなくして原因不明の交通事故に遭い、全治10か月の大けがを負ってしまう。そして──そんなジェヒョンにファヨンは別れを告げ、姿を消した。
それから7年の歳月が流れ、韓国へ帰国したその日。彼はアイドルファンに無差別に襲われていたジョンシンと初めて出会う。初対面からなぜか強く惹かれるものを感じ、その後、スポーツウンソン社の「社長」と「記者」として再会したことで、次第に彼女への想いを募らせていく。
演:ソ・ジヘ
スポーツウンソン芸能部 部長。ジェヒョンの元恋人。
業界史上初の“最年少女性部長”という肩書きを持つ。
彼女のキャラクターを一言でいえば──ウィ・ジョンシンの拡張版、完結版、10年後の姿といったところだ。唯一、ジョンシンを言葉で完全に打ち負かせる“神がかった話術”の持ち主である。
毒蛇のような口のうまさと、恐れを知らぬ突進力で、これまで数々の芸能界スクープを総なめにしてきた。
「偽善は罪、ゴシップは人間の本能」と信じ、ターゲットを見つければ容赦なく記事にするため、業界では“キラー・ユン”と呼ばれている。
アメリカ赴任中にジェヒョンからプロポーズされ、未来を誓い合ったものの、彼が原因不明の交通事故で全てを失ったとき、彼女は別れを告げた。そしてその後、別の男性と結婚したという噂が絶えない──。見方によっては、非常に有能でありながら、冷酷な女性でもある。
ジェヒョンと職場で再会したときも、彼女は相変わらずクールでかっこよかった。少なくとも、外から見る限りは。
演:チェ・グィファ
ヒョンジュンのマネージャー。キングスバック・エンターテインメント代表。
本名はファン・ジスン。名前だけ聞くと女性と勘違いされるのが嫌で、「ファン代表」と呼ばれることを好む。やや小心者な性格だが、意外とズバズバ物を言うタイプで、しばしば周囲を困らせる。
過去にヒョンジュンの才能を見抜いてスカウトし、マネージャーとして活動していたが、ヒョンジュンが芸能界を離れたのをきっかけに、自身も引退。その後、ヒョンジュンと共に台本印刷所を立ち上げ、安定した生活を送っていたところ──ある日、ヒョンジュンが映画学科の学生の卒業作品に出演することに。
するとその映画がまさかの大ヒット!
これを機に、ヒョンジュンとともに華やかに復帰し、現在は立派なマネジメント会社の社長となった。ヒョンジュンが情けない一面や本音をさらけ出せる、唯一の人物でもある。
演:キム・ヒョンジン
ヒョンジュンの年の離れた異母弟。
幼い頃から「神童」と呼ばれるほど優秀で、医学部に合格した。
自分のために一時期すべてを犠牲にして生きてきたヒョンジュンを失望させたくはないと思っているが、演技への情熱はどうしても抑えられず──結局、医学部を休学し、演技学院に通いながら時間を見つけてはオーディションを受け続けている。
演:ナ・ヨンヒ
ヒョンジュンの母。
かつて官能映画の女優として、1970年代に“セクシースター”と呼ばれた人物。
女優としてようやく地位を築き始めた頃にヒョンジュンを妊娠し、結婚しないまま出産して引退した。気分屋で単純な性格の持ち主であり、金銭感覚もルーズ。息子が稼いだお金をただ使うことに夢中になっている。
演:チャ・レヒョン
ヒョンジュンのマネージャー。
もともとはヒョンジュンと一緒に台本印刷所で働いていた社員だったが、ヒョンジュンが俳優としてブレイクしたのをきっかけに、彼と共に芸能界へ入った。
時々ヒステリックなヒョンジュンを見ると「一緒に来るんじゃなかった」と思うこともあるが、それでもヒョンジュンやファン代表と一緒にいられるのは悪くない、と感じている。
演:チン・ホウン
ジョンシンの年の離れた弟。
見た目ばかり気にする俳優志望生。子どものころから勉強もできず、常識もなく、落ち着きのない性格だが、なぜか憎めないおせっかいな一面がある。
地方大学の演劇映画科に通っていたが、演技学院でソヌと出会い、かけがえのない親友となる。
演:チョン・スギョン
ジェヒョンの実母、デホの養母。
映画デビュー当初は、主人公の奥様に仕える使用人役ばかり演じていたが、財閥家の夫の二番目の妻となったことで人生が一変する。
結婚後も女優業を続け、実際の財閥夫人という肩書きを武器に、女優としての地位を確立していった。
演:キム・ジェチョル
ウンソングループ会長。
ジェヒョンの異母兄。
ウンソングループの会長として長年、女優クォン・セナと不倫関係を続けており、経済的にも深く結びついた関係にある。表向きは成功したエンターテインメント事業家として知られているが、裏では違法に裏金を作り出し、その資金を合法的に見せかけて表の世界へ流すためのある計画を進めている。
そんな中、邪魔な記者がひとり現れる。怖いもの知らずで突っ走るこの厄介者を、どう処理すべきか──。
演:キム・ポプレ
スポーツウンソン編集局長。
表面上は穏やかで人当たりの良いふりをしているが、損をすることは絶対にしないずる賢くて卑怯な上司。出世街道を進むファヨンをあからさまに嫌っている。
演:オ・ヨンソ
ヒョンジュンの元恋人で、グローバルスター。
かつてヒョンジュンが出演した映画でヒロインとして共演した。その後、主演に抜擢されたメロドラマが大ヒットを記録し、韓流ブームを代表する存在となる。アメリカやヨーロッパの作品にも出演し、世界を舞台に活躍する誰もが憧れるトップ女優に。
そんなある日、かつて自分の成功のために捨てた男──ヒョンジュンが彗星のように再び現れ、セナの心が揺れ始める。
演:チョン・ソンウ
映画『優しい刑事 カン・ピルグ』の監督であり、ドラマシリーズの脚本家。
天才的な才能を持つ韓国映画界の“ダークホース”──になるところだった人物。仕事に関しては一切の妥協を許さないほど信念が強く、礼儀正しい一方でどこか狂気じみたこだわりを見せるため、ヒョンジュンをたびたび振り回す存在。
大学の映画学科の卒業制作として撮った自主映画が国内外の主要映画祭を席巻し、一躍映画界の新星となったものの、商業映画の険しい道を前に一時方向転換。次回作では映画の演出ではなく、映画のドラマ版の脚本を手掛けることにした。
「この1作だけで映画に戻ろう」と決めていたが、ドラマが大ヒットしてしまい、気づけばシーズン4まで続き、現在はシーズン5を控えている。
演:チョ・ヒボン
『優しい刑事 カン・ピルグ』のドラマ制作会社の代表。
カン・ピルグシリーズの成功により、韓国でもトップ5に入る大手制作会社となった。ビジネスマインドが強く、何事もお金で計算する習性を持つ。とにかくヒョンジュンを説得して、カン・ピルグシリーズの制作を続けさせることが目標。
演:オ・ジョンセ
ドラマの監督。
憎しみから始まり、理解へ、そして心の奥に芽生える優しい絆。『憎らしい恋』は、ロマンスだけではなく、偏見を壊し、過去の殻を脱ぎ捨てる二人の再生の物語。
2025年11月3日(月) スタート
毎週 (月)(火) / 韓国同日
配信スケジュール
第1話,第2話:11/3(月),4(火)
第3話,第4話:11/10(月),11(火)
第5話,第6話:11/17(月),18(火)
第7話,第8話:11/24(月),25(火)
第9話,第10話:12/1(月),2(火)
第11話,第12話:12/8(月),9(火)
第13話,第14話:12/15(月),16(火)
第15話,第16話[終]:12/22(月),23(火)
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