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Monaca
韓国ドラマが大好きで、毎日のようにドラマ鑑賞をしています。

このサイトでは、最新の韓ドラ情報や、特に印象に残った作品から感じたことなどを綴っています。

お気に入りのドラマは「トッケビ」、好きな俳優さんはユ・インナさんとソン・ソックさん。他にもたくさん…。

同じように韓国ドラマが好きな方と、気持ちを共有できたら嬉しいです。
 

『TRY ~僕たちは奇跡になる~』の魅力|過去に傷ついたラグビー界元スター選手の再生ヒューマンドラマ

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人生のどん底を味わった元ラグビー選手と、くすぶりながらも夢を諦めきれない高校生たち。
彼らが同じグラウンドに立ち、ぶつかり合い、絆を深めながら奇跡を掴んでいく姿に、心を揺さぶられずにはいられません。

スポーツやラグビーに詳しくなくても楽しめる作品だと思います。
実は、私はスポーツへの関心があまりないので、『TRY ~僕たちは奇跡になる~』は家事をしながら、流し見できそうなドラマとして見始めました。
それなのに思いがけず、しっかりと観ていました。いつの間にかラグビーチームの選手たちを応援していて、そんな自分に驚きました。あっという間に最終話になってしまったような感覚で、期待以上に楽しめたドラマです。

韓国ドラマ『TRY ~僕たちは奇跡になる~』について、

  • どの配信サービスで視聴できるのか
  • 作品のあらすじ
  • 出演俳優さんたち
  • 魅力的な主要キャラクター
  • 視聴した感想

など、見どころをご紹介します。

Contents

作品情報

作品名

TRY ~僕たちは奇跡になる~
(트라이: 우리는 기적이 된다)

エピソード数

全12話

ジャンル

主演

好き度・満足度

★★★★★=とても好き [★の基準]

配信日

2025年7月25日(金) スタート

最終話まで配信されています

配信サービス

NETFLIX 独占配信 TRY ~僕たちは奇跡になる~

あらすじ

人生は、何度でもやり直せる。
そんなとき、支えてくれるのは、想像もしなかった場所にいた“仲間”だった──。

かつてラグビー界で脚光を浴びたスター選手、チュ・ガラム(ユン・ゲサン)。しかし、思いもよらぬ不祥事でキャリアを失い、世間から背を向けられた彼に残されたものは、悔しさと孤独だけだった。

そんな彼の前に現れたのは、母校である漢陽ハニャン高校のラグビー部。

何年も勝てず、試合ではいつも最下位。だけど、どこまでもまっすぐで、不器用なほどに夢を追いかける若者たち。

最初は戸惑い、ぶつかりながらも、ガラムは彼らのひたむきな姿に心を動かされていく。彼らの目には、かつての自分がいた。夢を信じて疑わなかった頃の、純粋で熱い自分が──。

失敗しても、負けても、そこから始めればいい。泣いて、傷ついて、それでも前を向くことができるのは、共に走る仲間がいるから。

やがて彼らは、勝利以上の“奇跡”をつかみにいく。

努力と絆が、青春を光らせる。心でぶつかり合いながら、互いの存在が希望になる。夢を追うことの痛みと輝き、そして人を信じることの尊さを描いた、胸を打つリスタートの物語。

キャスト・登場人物

チュ・ガラム

 演:ユン・ゲサン

かつては韓国ラグビー界のヒーローと称された男、チュ・ガラム。
明るく人懐っこい笑顔の裏に、誰よりも激しい情熱と闘志を秘めた選手だった。

試合になると目が変わり、誰にも止められない闘犬のような姿に。その輝かしいキャリアは、突然のドーピングスキャンダルですべてを失ってしまう──そして一言の言い訳もせず、静かにラグビーを去った彼の背中は、寂しくも潔かった。

あれから3年。
今度は母校の漢陽ハニャン体育高校の弱小ラグビー部に、契約コーチとして帰ってきた。

人々の冷たい視線や無理解にさらされても、彼はどこか飄々としていて、のらりくらりと笑ってやり過ごす。だけど、その笑顔の奥には、誰にも言えない強い決意があった。

自分のような選手を、もう二度と生まれさせない。

ラグビーが大好きだからこそ、どんな形でもグラウンドに立ち続けたい。その思いが、彼をこの場所へと導いた。

結果ばかりを求める学校、何もできずに縮こまる生徒たち。理想と現実の狭間で、ガラムは再び「走る」ことを選ぶ。選手ではなく、今度は“誰かの支え”として。

そして心のどこかには、再び向き合いたいと願う、かつての恋人の存在も。

ペ・イジ

 演:イム・セミ

どこか満たされず、でも決してあきらめきれない──そんな想いを抱えながら、射撃に青春を捧げてきた女性。

いつもあと一歩届かず、代表の座を逃す。それでも誰よりも練習に食らいつき、倒れてもまた立ち上がる。その不屈の根性は、仲間たちの誰よりも光っていた。けれど、その強さを支えていた心は、ある日突然、大きく揺らいでしまう。

国体の代表選考、そして恋人との10周年記念日。
運命的なはずのその朝に、恋人だったチュ・ガラムのドーピング報道がニュースを駆け巡り、彼は忽然と姿を消した。選考会を放り出して彼を追いかけたイジは、所属チームとの契約も失い、すべてが崩れてしまった。

それでもイジは立ち止まらない。縁あって母校の漢陽体育高校の射撃部で、名ばかりの“女子コーチ”として復帰する。寮のスタッフも兼任しながら、コーチ兼選手という曖昧な立場で、ひたむきに学生たちと向き合い続けていた。

そんな彼女の前に、再び現れたガラム。
「なんで今さら…?」

彼女の心に、ようやく落ち着いたはずの感情の水面に、ガラムは何度も石を投げ込んでくる。過去の痛み、裏切り、まだ終われない想い。けれどイジは決めていた。
──今度こそ、あの頃とは違う私を見せてやる。
──あなたに傷つけられたまま終わらせない。

ユン・ソンジュン

 演:キム・ヨハン

誰よりも努力しているのに、なぜかいつもあと一歩届かない。そんな現実に葛藤しながらも、グラウンドに立ち続ける青春の化身。

ラグビー部の3年生でキャプテン。ポジションはウイング。身長181cm、体重75kg。才能にも見えるスペックを持ちながら、彼には致命的に欠けているものがある。それは「天性の才能」。

有名選手・ユン・ソクジュンの双子の弟として見られがちな彼は、見た目も体格も全く同じなのに、周囲の評価はまるで違う。だからこそ、誰よりも必死に、誰よりも早くグラウンドに出て、汗を流す。

いつも背伸びして、誰かに追いつこうとする毎日。才能ある人間に対する羨望と、少しの嫉妬。それでも、彼の原動力はただ一つ、ラグビーが大好きだから。

一生懸命な自分を認めてほしい。
好きな子・ウジンに冷たくされて落ち込みながらも、監督・チュ・ガラムのひと言に舞い上がって走り続ける、そんなまっすぐで不器用な19歳。

彼のプレーには、汗と涙、そして諦めきれない夢が詰まっている。

オ・ヨングァン

 演:キム・イジュン

チームきっての頭脳派。ラグビー部の3年生で、ポジションはフライハーフ。ラグビー部の副主将として仲間からも頼られる存在ですが、彼の胸の内はいつも葛藤でいっぱいです。

夢を聞かれても「普通に生きること」と答え、ラグビーの話になると「好きだけど、これで食べていけるのかな」と苦笑い。持ち前の賢さをチームの戦略に生かすのではなく、警察官を目指して受験勉強に注ぎ込んでいます。「ラグビーでは未来が見えない」と冷静に言い切り、友人たちを突き放すような現実的な言葉を投げかけてしまうのです。

けれども実は、その言葉に一番傷ついているのは自分自身。心の奥底ではまだラグビーへの情熱を捨てきれず、仲間と夢を追う気持ちも残っています。ただ、それをどう表現していいかわからない、不器用な19歳の少年。

ソ・ミョンウ

 演:イ・スチャン

明るい笑顔、そして何よりも隠しきれない「目立ちたがり屋」のオーラ。ラグビー部の3年生で、ポジションはフッカー。頭より心が先に動く、無邪気で純粋なラグビー部員です。

彼にとってラグビーをする理由はとてもシンプル。「かっこよさそうだから」。細かいことは気にせず、ただ“かっこいい自分”を追いかけてグラウンドを駆け抜けます。監督のことも「世界一クール!」と心から尊敬し、ラグビーそのものを人生の縮図のように語る熱さも持ち合わせています。

その一方で、自分の輝きを世界に広めたいという思いから、カメラ片手に動画を撮り続けるYouTuber気質も。ちょっと空回りして先輩に小言を言われたり、仲間にからかわれたりもしますが、拗ねてもすぐにケロッと笑顔に戻る素直さが彼の魅力です。

ト・ヒョンシク

 演:ユン・ジェチャン

ラグビー部の2年生で、ポジションはスクラムハーフ。「えっ、君がラグビー選手なの?」と首をかしげられることもある小柄な体格。175cm・64kgという数字に本人も悩みを抱えており、そのコンプレックスを埋めようと、いつも成長サプリをポケットに忍ばせては「まだ伸びる、絶対伸びる」と自分に言い聞かせています。

けれども、体の大きさ以上に熱いのが彼の心。何かにつけて先に飛び込んでいく「先手必勝」タイプで、ラグビー部内のトラブルメーカーになってしまうこともしばしば。でもそれは弱さを隠すための反抗心であり、誰よりも必死に自分を証明したい気持ちの表れなのです。

勢い余って突っ走ることはあっても、そこに偽りは一切なし。まだ未完成だからこそ眩しい、情熱むき出しの18歳。青春の不器用さと輝きをそのまま体現している存在です。

キム・ジュヤン

 演:ファン・ソンビン

ラグビー部の2年生で、ポジションはプロップ。185cm・90kgの大きな体に似合わず、心はとっても繊細。ちょっとしたことで泣いてしまう“ラグビー部のマンボウ”。うれしくても涙、つらくても涙──感情のすべてが涙であふれ出す、愛すべき泣き虫です。

でもその大きな体は、仲間を守るためにある。部内外でケンカやもめごとが起これば、誰よりも早く立ちはだかり、壁のようにチームを守り抜きます。とくにトラブルメーカーのソンジュンやヨングァンを止めるのは、もはや彼の“日課”。

ピョ・ソノ

 演:ウ・ミンギュ

ラグビー部の2年生で、ポジションはプロップ。178cm・110kg、がっしりとした体格の持ち主。もともとは柔道部でしたが、体重調整に失敗してラグビー部へ転向したというちょっとした経歴の持ち主。

普段は穏やかで人当たりのいい“癒し系”。でも、一度グラウンドに立てば話は別。まるでサイのように突進し、相手を圧倒するパワーを発揮します。

我慢強く、ちょっとしたケガくらいなら「大丈夫です!」と笑い飛ばすタフさも魅力。自分の体を張ってでもチームのために戦う姿は、まさに“力を隠した怪物”そのもの。優しさと底知れぬパワーを兼ね備えた、18歳のラグビー部の頼れる壁です。

ムン・ウン

 演:キム・ダン

182cm・80kgの抜群のフィジカルを誇る新入生。市場では大皿に山盛りのおかずを軽々と運びながら走り回る姿が名物で、配達から戻ればポケットにはおばちゃんたちからもらったお菓子がぎっしり。地元みんなに愛されて育った、天真爛漫で人懐っこい19歳です。

誰が見ても「スポーツのために生まれてきた」と思わせる才能の持ち主。しかし、本人にはラグビーを遠ざけたい理由がありました。というのも、父が“ラグビー”によって人生を狂わせてしまった過去を抱えているから。そんな家庭事情を背負いながらも、持ち前の明るさとまっすぐさでチームに新しい風を吹き込む存在です。

カン・テプン

 演:チョ・ハンギョル

ラグビー部の1年生で、ポジションはセンター。ラグビー部にたった1人だけ入部した新入生。180cmの長身と72kgのしなやかな体で、誰よりも速いスピードを武器にフィールドを駆け抜ける俊足ランナーです。その足の速さはもちろん、瞬時に状況を読み取る冷静な判断力も持ち合わせています。

しかし、早くもスポーツの世界の厳しさを知ってしまったテプン。そこには「勝つ者だけが生き残る」という冷酷なルールが支配していることを悟り、自分より弱ければ年上だろうと先輩だろうと関係ない、という強気な姿勢を崩しません。

まだ17歳。チームスポーツであるラグビーなのに、「たとえ一人でも生き残りたい」と必死にもがく姿は、若さゆえの不器用さと切なさを感じさせます。


カン・ジョンヒョ

 演:キル・ヘヨン

一見すると少し古風で、でもその胸には今も熱い“教育の理想”を抱えている、漢陽ハニャン体育高校の校長先生。

彼女にとって生徒たちは「選手」ではなく、まず「学生」。その信念を、誰に何と言われようと大切にしてきた人です。

「勉強ができない子が“学生”じゃないわけじゃない。だから、運動がうまくいかなくても、この子たちを諦めたくない」
そんな強い想いで、何度も道から外れそうになった生徒たちに、もう一度立ち上がるチャンスを差し出してきました。

かつてラグビーの才能を見出し手を差し伸べたのも、問題を起こし表舞台から消えたチュ・ガラムを再び学校へ呼び戻したのも、彼女です。ガラムにとっては、まるで母のような存在。

成績も結果も振るわないラグビー部を、最後まで見捨てない彼女の姿には、ただの“理想主義”では語れない深い情熱と優しさがあります。

「この子たちを、ここでも見放したら、いったいどこへ行けというの?」
34年間の教員人生の集大成に、自分なりの“拍手”を求めて、今日も校長室から生徒たちを見守っています。

ソン・ジョンマン

 演:キム・ミンサン

「教頭? いえ、ほぼ校長です」── そう豪語するのは、昇進を目前に控えた漢陽体育高校の教頭。理屈は通っているようで、どこか引っかかる。そんな“現実主義者”です。

彼の信念はシンプルでドライ。
「才能のある選手にこそ、限られた資源を集中すべき」
「結果を出せない部活に予算を割くのは、努力する者への逆差別だ」
確かに一理ある。けれど、聞いていると何かが引っかかる…。

ソン・ジョンマンは、生徒たちの“今”よりも、“数字”と“結果”を重視します。なぜなら、彼にとって一番大切なのは──来年、校長に昇進すること。
そのためには、教育庁の評価、学校の成績、全国大会でのメダル獲得数…すべてが重要な“勝負の年”なのです。

だからこそ、問題児ぞろいで結果も残せないラグビー部は目の上のたんこぶ。
「あいつらさえいなければ…」とため息をつきつつ、チームの存在を快く思っていません。

ナ・ギュウォン

 演:チャン・ヒョクジン

野心に燃える“教育界のフィクサー”、それがナ・ギュウォン。現在は副教育監、そして漢陽体育高校のPTA会長でもあり、射撃部のエース・ナ・ソリョンの父親。

かつてはアスリートだった彼の闘争心は、いまや完全に“権力”に向けられています。副教育監なんてまだ銀メダルにすぎない──目指すは次期教育監の金メダルポジション!

そのためには「少ない予算で大きな成果を」──すべては選挙対策のため。
教育もスポーツも、成果こそが正義。そう信じている彼にとって、成果を出せないラグビー部や、何かと目立ち始めたチュ・ガラムはまさに邪魔な存在。

けれど、すべては最愛の娘ソリョンのため。彼女にメダルを取らせるためなら、どんな手でも使うし、必要とあらば誰にでも圧力をかける。たとえそれが、生徒や教師の未来を押し潰すことになっても。

目的のためには手段を選ばないナ・ギュウォン。その冷徹な正論の裏には、父としての願いや、かつて夢破れた男の執念が見え隠れしています。

チョン・ナッキュン

 演:イ・サンウク

時代錯誤の“スパルタ系監督”。漢陽体育高校の射撃部を率いる監督で、口癖は「人間は言葉では変わらない」。

選手の限界を引き出すためなら、多少の罵声や圧も辞さない。精神論と根性論を武器に、昔ながらの荒っぽい方法で結果を出してきた実績派。
「結果が出たなら、やり方は正しい」と本気で信じているタイプです。

そんな彼が最も苦手とするのが、あきらめずに立ち上がってくる不屈のプレイングコーチ、ペ・イジ。その根性だけは少し認めてはいるものの、基本的には「飲み会の代行要員」としてしか見ていない。

本音はただひとつ──「成績=すべて」。
来年度の監督契約延長、将来的な成人代表チームへの進出を狙って、ひたすらメダル至上主義を貫く。

部活動の指導というより、まるで政治と利権の世界。副教育監ナ・ギュウォンにも取り入り、彼の娘ソリョンが勝てばなおよしと、周囲を巻き込む策士でもあります。

熱血でもなく、悪人でもない。けれど確かに“今の教育現場にいる”リアルな大人。そんなチョン監督の存在が、射撃部だけでなく学校全体に波紋を広げていきます。

パン・フンナム

 演:チョン・スンウォン

正式採用を目指して、日々奮闘中のエアロビクス部監督。

校内の人間関係や政治にも気を配り、教頭のご機嫌取りも忘れない“要領のいい人”…のはずなのに、どこか抜けていて、完全には出世コースに乗り切れない。

実は彼、かつての夢はラグビー選手。だからこそ、無意識に負け犬側の気持ちに寄り添ってしまう“アンダードッグ気質”が抜けないのかも。

真面目でちょっと不器用。だけど、どこか憎めない人柄で、校内に意外とファンも多い存在。

ヤン・スンヒ

 演:イ・ジミン

漢陽体育高校の保健教師。いつも一歩引いたところから物事を見つめる、いわゆる“グレーな立場”の持ち主。基本的に自分の仕事以外には首を突っ込まないタイプで、「自分の生活だけで手一杯なのに、なんで他人のことまで気にするの?」と割り切っている現実派です。

けれど、そんなスンヒにも揺らぐ瞬間があります。長年の友人イジとは特別な縁があるため、彼女のことだけはつい気にかけてしまうのです。そして、本来なら絶対に許せないような行動をとったガラムに対しても、イジが庇うから仕方なく目をつぶってあげたりと、意外に人情深い一面ものぞかせます。


ソ・ウジン

 演:パク・ジョンヨン

体育高校で「エース」と呼ばれる存在──それは校長や教頭に次ぐほどの絶対的な権力を意味します。射撃部キャプテンのソ・ウジンは、まさにその象徴。

モットーは「練習はメダルの色を変え、メダルは選手の人生を変える」。勝てない試合なんて存在しない、と信じて疑わず、その信念を結果で証明し続けてきました。

幼い頃から「勝たなければならない」と教えられてきた彼女にとって、勝利は義務であり、存在理由そのもの。監督も、母親も、そう信じ込ませてきたからです。冷静で強靭なエースの姿の裏には、いつも自分自身に課した重圧と孤独が隠れているのかもしれません。

ナ・ソリョン

 演:ソン・ジヨン

生徒会長にして射撃部の副キャプテン──「副」という肩書きがどうにも気に入らないナ・ソリョン。実力ではいつも主将のソ・ウジンに一歩及ばず、そのたびに悔しい思いをしてきました。だからこそ、ウジンの存在は常に意識の的であり、嫉妬とライバル心が入り混じる特別な相手です。

そしてもう一つ、彼女を突き動かす大きな理由があります。それは幼い頃から憧れてきたラグビー部のユン・ソンジュン。みんなには鋭くて近寄りがたいのに、好きな人にはきっと優しいはず──そんな彼に恋心を募らせてきたのです。けれども、そのソンジュンが想いを寄せているのは、よりによってライバルのウジン…。

射撃でも恋でも、絶対にウジンを超えてみせる──そう強く誓うソリョンのまっすぐな眼差し。彼女の青春は、悔しさも切なさも全部抱きしめながら、今まさに燃え上がろうとしています。


マ・ソクボン

 演:ペ・ミョンジン

かつてはガラムと共に漢陽ハニャン体育高校のラグビー部で汗を流していた元選手。しかし、怪我がきっかけでラグビー選手としての道を断念し、現在は母校のすぐ前でチキン屋を営むことに。

ラグビー部のコーチ不在を補う“雑用コーチ”的な役割もこなし、後輩たちの練習を陰ながら支えています。表向きは店主として気さくに振る舞う一方、ラグビーへの情熱と面倒見の良さは健在。選手たちにとっては頼れる“縁の下の力持ち”的存在です。

モ・サンギ

 演:クォン・ユル

ガラムの現役時代のライバルで、凡人として天才を間近で見続けてきた男。努力で自分の劣等感を克服し、ついにはガラムのサポート役を買って出たこともありました。

しかし…天才はやっぱり手強い。信じて尽くしたのに、最後には裏切られてしまうことに。選手としても、友人としても裏切られた経験は、サンギに深い影を落としています。努力と信頼を重ねる熱い心を持つ一方で、ガラムへの複雑な思いを抱え続ける人物。

ウォン・ジョン

 演:ソ・ジョンヨン

ユン・ソンジュンとユン・ソクジュンの双子の母。

二人を同じように愛していますが、ついに最年少でスペインリーグのサッカー選手になったソクジュンのサポートに大忙し。

ムン・チョルヨン

 演:チョン・ギソプ

元ラグビー選手で、まるでサイのように一直線に突き進む男。

かつては俊足を誇ったものの、膝のケガで今は走れなくなってしまった。それでもラグビーへの情熱や精神は変わらず、息子ムン・ウンを見守る父親です。

キム・ソヒョン

 演:チョ・ヨニ

射撃の元韓国代表で、銀メダルを3つも獲得した実力者。

娘ソ・ウジンには、自分の夢を託し、金メダルを取ることを信じてやまない。「頑張れ」と思う気持ちは純粋でも、その期待の大きさは時に娘を苦しめてしまっていることを知らない。

キム・ミンジュン

 演:ソン・ヨンギュ

漢陽体育高校の元ラグビー部監督。現在は大常デサン高校の監督。

ソン・ヒョンジョン

 演:カン・シニル

元ラグビー韓国代表監督。現在は、延喜大学のラグビー部監督。

イ・チャンヨン

 演:ウ・ガンミン

漢陽ハニャン体育高校の警備員。 チュ・ガラムとは高校時代の同級生で元柔道部。

予告動画

ラグビーの「TRY(トライ)」とは?

ドラマ『TRY 〜僕たちは奇跡になる〜』のタイトルにもなっている「TRY(トライ)」。ラグビーでは、「トライ」は得点方法の一つで、試合の中でも最も基本的で重要な得点です。

  1. 得点の条件
    • 相手チームのゴールライン(インゴールエリア)までボールを持ち込む
    • ゴールラインの向こう側の地面にボールをしっかり「タッチダウン(置く)」する
  2. 得点の点数
    • 「トライ」を成功させると5点が入ります。
    • その後、追加で「コンバージョンキック」(ボールをゴールポストに蹴り入れる)が成功するとさらに2点追加可能です。
  3. イメージ
    • サッカーでいう「ゴール」と似ていますが、ボールをゴールに蹴り入れるのではなく、自分の手で持ってゴールラインに置くことがポイントです。
    • 観客から見ると、トライが決まるとチーム全員で喜びを爆発させるシーンが多く、ラグビーの華とも言える瞬間です。

ラグビーでは「TRY」は、ゴールラインまでボールを持ち込み、地面に置くことで得点できるプレーです。
一人の力だけで決まるわけではなく、チームのパスや協力、戦略があって初めて成功するため、ラグビーにおける「TRY」はチームワークや挑戦の象徴でもあります。

ドラマタイトルの「TRY」には、ラグビーで得点すること=挑戦して成果を出すことという二重の意味が込められているのかもしれません。

OST(サウンドトラック)

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感想『TRY 〜僕たちは奇跡になる〜』

この記事の最初にも書いたように、『TRY 〜僕たちは奇跡になる〜』は思いがけずハマってしまったドラマでした。

私は韓国ドラマを見るのが好きで、いつも何かしら視聴しているのですが、その作品を観たい度合いによって

  • 画面の前に座ってしっかり見る
  • 家事をしながら気軽に流し見する

このどちらかのスタイルで視聴することが多いです。

『TRY 〜僕たちは奇跡になる〜』は、家事をしながら気軽に流し見するつもりで選んだドラマでした。正直そこまで入り込むことはないだろうと思っていたんです。

それなのに、流し見できず、結局しっかりと全話を数日で一気に見てしまうほど夢中になってしまうドラマでした。

第2話の最後にラグビーの試合があり、ハラハラドキドキしながら選手たちを応援していました。応援している自分にふと気づき、この時にやっとドラマにハマっていることを自覚しました。

あっという間に最終話を迎えてしまった感覚で、思った以上に楽しませてもらった作品です。


『TRY 〜僕たちは奇跡になる〜』を見て、一番強く心を揺さぶられたのはチュ・ガラム監督の存在でした。
彼はかつて韓国ラグビーを代表するスター選手でしたが、突然のドーピングスキャンダルでそのすべてを失ってしまいます。

序盤の段階では「彼はそんなことをするような人には見えない」と感じていましたし、誰かに陥れられたのではないか、という疑念も頭をよぎりました。しかし物語が進むにつれて、彼が抱えていた病気や、韓国代表という大きな責任の重さが少しずつ描かれていきます。

その過程を見ているうちに、「ドーピングは悪だからダメ」と言うのは簡単だけれど、一言で片づけてはいけない、という思いが強くなりました。もちろんドーピング自体は許されるものではありませんが、その裏には必ず理由や苦しみがあり、そこに寄り添う視点が必要なのだと考えさせられました。

この気づきは、ドラマを通して私自身の考え方を深めてくれた大きな経験です。


他にも印象に残ったのは、チュ・ガラム監督とムン・ウンの父親とのやり取りです。
ウンはラグビーに密かに情熱を抱いているものの、かつて怪我で選手生命を絶たれた父親はその道に進むことを強く反対していました。

ウンも優しい性格で、父の気持ちは分かっているからラグビーの道へは進まず、父の食堂を手伝うことが自分にとっては当然だとも思っている様子。

その父親に対して、チュ・ガラム監督が心からの思いを伝えるシーンは胸を打ちます。いつもは明るくて茶目っ気のある監督が、実は心に葛藤を抱えていたことも垣間見えて、いろいろな気持ちを抱えながらも前を向いてポジティブに生きようとしている監督の一面を知ることもできました。第3話にあるシーンなのでぜひ観てほしいです。

また、チームに集まる選手たちが本当に素直で純粋にラグビーを愛している姿も心温まりました。彼らの一生懸命さや無邪気さは、観ている側の応援したい気持ちを自然と引き出してくれます。

最初、選手の中にはチュ・ガラム監督に反発する選手もいましたが、監督と一緒に時間を過ごすうちに人柄に惹かれていき、自然と監督として認めていくところも良かったです。

そして、監督は過去の過ちを深く後悔しているからこそ、「自分のようになってほしくない」「一人で抱え込むのではなく、仲間を大切にしてほしい」という願いを込めてラグビーの指導をしているところも素敵だな、と感じました。


学校には嫌な教師や不正を働く教師も登場しますが、どこか現実的で誇張されすぎていない点が良かったです。実際に「こういう先生、学校に一人はいたな」と思わせるキャラクターが多く、妙なリアリティがありました。

スポーツドラマによくあるような「熱すぎて観ている側が疲れてしまう」展開もなく、適度な熱さ、現実味のある葛藤、コミカルさ、感動が絶妙なバランスで詰め込まれていたと思います。そのため最後まで飽きることなく、テンポよく楽しむことができました。


さらに心に残っているエピソードは、ユン・ソンジュンの苦悩です。大事な試合を前に怪我をしてしまい、焦りから禁止されているステロイドに手を伸ばそうとする。

母親からはラグビーを応援してもらえず、将来を思えば堅実な道に進んでほしいと突き放され、孤独な気持ちを抱えていました。

一番応援してほしい母親にラグビーを反対されて、チームは一人でも欠けたら試合に出場できない。そんな状況で「何とか結果を出さなければ」と追い込まれてしまうソンジュンの心情は、痛いほど伝わってきます。

そんなソンジュンに対して、チュ・ガラム監督が「絶対に守ってやる」という意志を強く感じる場面はとても印象的です。不安な気持ちを抱えているソンジュンにとっては、とても心強く、救いだったと感じます。
過去に同じ過ちを犯したからこそ、選手を守ろうとする姿勢には説得力があり、監督としてだけでなく人間としての優しさがあふれていました。このシーンを思い出すだけで胸が熱くなります。


ドラマ全体を通して、単なるスポーツ青春ドラマではなく「人を信じること」「過ちを理解すること」「仲間と支え合うこと」の大切さが描かれていました。

ラグビーのルールや専門的な知識がなくても楽しめるのは、スポーツそのものよりも人間模様や成長に焦点が当てられているからだと思います。私自身、ラグビーについて詳しくない状態で見始めましたが、むしろその方が純粋に物語を楽しめたように感じます。

何よりも驚いたのは、家事をしながら気軽に流し見しようと思って選んだのに、気づけば画面から目が離せなくなっていたことです。
スポーツに興味がない私でさえ、ラグビーチームを心から応援するようになってしまったのですから、ドラマの力は本当にすごいと実感しました。

最終話を迎えたときには「もう終わってしまったの?」と名残惜しささえありました。
スポーツやラグビーに詳しくなくても、笑顔になれるし、感動するし、ハラハラやドキドキがたくさん詰まっていて、おすすめのドラマです。

『TRY ~僕たちは奇跡になる~』配信情報

『TRY 〜僕たちは奇跡になる〜』は、それぞれが傷を抱えた登場人物たちが、ぶつかりながら、支え合いながら、“本気”で何かに挑むということを私たちに教えてくれます。

何度転んでも、また立ち上がること。誰かを信じて、自分を信じること。このドラマを観終えたとき、私も明日もう少し頑張ってみよう、と前向きな気持ちにしてくれます。

配信『TRY ~僕たちは奇跡になる~』

NETFLIX 独占配信 TRY ~僕たちは奇跡になる~

 
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