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韓国ドラマが大好きで、毎日のようにドラマ鑑賞をしています。

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同じように韓国ドラマが好きな方と、気持ちを共有できたら嬉しいです。
 

韓国ドラマ『悪人伝記』感想・あらすじ・キャスト|キム・ヨングァン、シン・ハギュン主演のクライムノワール

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善良な弁護士が“悪”へと堕ちていく──。

韓国ドラマ『悪人伝記』は、人間の欲望と狂気をリアルに描いた本格クライムサスペンスです。

主演は演技派として名高いシン・ハギュン。さらにキム・ヨングァンが冷酷な犯罪組織のナンバー2を怪演し、緊張感あふれる心理戦が展開されます。

この記事では、『悪人伝記』の

✔ あらすじ
✔ キャスト&キャラクター紹介
✔ 視聴できる配信サービス
✔ 視聴した感想

をご紹介します。

Contents

作品情報

作品名

悪人伝記
(악인전기)

エピソード数

全10話

ジャンル

主演

好き度・満足度

★★★★★=とても好き [★の基準]

配信サービス

プライムビデオ 悪人伝記

あらすじ

“平凡な人間がいかにして悪へと堕ちていくのか”を描く、緊迫感あふれるクライムサスペンス。

生活のため、小さな法律事務所で働きながら自ら刑務所へ営業に出向く弁護士ハン・ドンス。理性的で堅実、どこにでもいる“善良な市民”だった彼の運命は、ある男との出会いによって大きく狂い始める。

その男の名はソ・ドヨン。元野球選手という華やかな経歴を持ちながら、裏社会では組織のナンバー2として君臨する“絶対的な悪人”。甘いマスクの裏に、冷酷で予測不能な狂気を秘めた存在。

ドンスはドヨンからの依頼をきっかけに、抜け出せない犯罪の闇へと足を踏み入れていく。さらに、事件の仲介役を務める異母弟ハン・ボムジェもまた、その変化に気づき始める──。

正義を信じていたはずの男は、なぜ“エリート悪人”へと変貌していくのか。

善と悪の境界線が崩れていく過程を、緻密な心理描写とスリリングな展開で描き出す衝撃作。人間の内面に潜む闇をあぶり出す、大人のための本格クライムドラマ。

キャスト・登場人物

ハン・ドンス

 演:シン・ハギュン

見ず知らずの受刑者に面会申請を出し、仕事を獲得する“生活のための弁護士”。普段は理性的で合理的な人物だが、心の奥底に潜んでいた欲望がうごめき始め、やがて悪の世界へと足を踏み入れていく。

ソ・ドヨン

 演:キム・ヨングァン

元プロ野球選手出身で、犯罪組織のナンバー2。完璧な外見の裏には残忍で予測不能な狂気が隠されている。

ハン・ボムジェ

 演:シン・ジェハ

ハン・ドンスの異母弟。中古パソコン店で働きながら、金になりそうな案件を兄に紹介している。しかし次第に変わっていく兄ドンスの姿を目の当たりにすることになる。

法務法人ムンの人たち

ムン・サングク

 演:ソン・ヨンチャン

法務法人ムンの代表。次期 法務部長官として有力視されている人物。ハン・ドンスが懲戒処分になった時の懲戒委員でもある。

ムン・ヘジュン

 演:チェ・ビョンモ

ムン・サングクの息子で弁護士。選挙へ出馬し、政治家になろうとしている。

イ・ソンギョ

 演:チョ・ダルファン

ハン・ドンスと親しい弁護士。

新南航運の人たち

キム・ジェヨル

 演:チュ・ジンモ

新南航運の代表。ハウスの本当のオーナーでもある。

ソン・ヨンチャン

 演:クァク・ジンソク

キム・ジェヨルの付き人。

ユソン派の人たち

キム・ユソン

ユソン派のボス。

クォン・オジェ

 演:ペ・ナラ

ソ・ドヨンの部下。ホ・ヤンホを押しのけて組織のナンバー2の座に就く。実直で忠誠心が強い人物。

ホ・ヤンホ

 演:ムン・ジンスン

ユソン未来コンサルティング代表。ユソン派のナンバー3。ドヨンが服役している間に、ドヨンを裏切りユソン派の組織を掌握。

パク・ジェイ

 演:チェ・ユハ

高級クラブの女性社長。

サンウ

 演:パク・サンウォン

オジェの右腕で、「義理」や「忠誠」といった言葉を好む、純粋さもあるヤクザ。

警察

マ・チョルジン

 演:クォン・ヒョク

新南署の刑事。ドンスと同じ集合住宅に住んでいる。

オ巡査役

 演:ファン・ジャヌン

新南署の末っ子刑事。

ハン・ドンスの周りの人たち

チョン・ヘヨン

 演:チェ・ジョンイン

ハン・ドンスの妻。

イ・ヘジャ

 演:キル・ヘヨン

ハン・ドンスの母。

イ・ソク

 演:イ・ガンジ

ボムジェの友人、パク・ジェイのレストランでウエイターとして働いていた。

その他の人たち

ソ・チュンギ

 演:シン・ムンソン

ヘヨンが働いていたスーパーの店長。

ペ・ジョンハ

 演:チェ・ミンチョル

シック派のボス。

パク・シドク

 演:パク・ジェチョル

ドンスにスカウトされた、元Pゲームのプログラマー。

予告動画

感想『悪人伝記』

韓国ドラマ『悪人伝記』を観ようと思ったきっかけは、シン・ハギュンさんとキム・ヨングァンさんの主演だったからでした。

シン・ハギュンさんを初めて知ったのは『怪物』というドラマ。あの作品で見せた目の演技と、静かなのに狂気を感じさせる雰囲気に圧倒され、「韓国にはこんなにすごい俳優さんがいるんだ」と衝撃を受けたことを今でも覚えています。

一方で、キム・ヨングァンさんは『愛だと言って』での姿がとても印象的でした。人生をどこか諦めたように淡々と生きながら、それでも優しさを失わない人。多くを語らなくても切なさが伝わってくるあの佇まいが、私は大好きでした。

そんな二人がノワール作品で共演する。

正直、ノワールは少し苦手です。暴力描写も得意ではありません。それでも、「ちょっと怖いけれど、この二人ならきっと何かを見せてくれるはず」と、俳優さんを信じて視聴をはじめました。

1話の冒頭は、まだ“悪”に染まっていない弁護士として必死に生きるシン・ハギュンさんの姿から始まります。その姿は意外にも観やすく、少しだけほっとしながら物語の世界に入っていきました。

観終わった直後の率直な感想

最終話を観終わったあと、しばらく言葉が出ませんでした。

「こんな終わり方なんだ…」

衝撃的で、怖くて、すぐには気持ちを整理できませんでした。

怖かったのは暴力そのものよりも、人間の“選択”の怖さでした。

ほんの少しの判断のズレ。
ほんの少しの欲や弱さ。

それが積み重なっていくと、誰でも“悪”になり得るのではないか──そんな現実を突きつけられたような感覚でした。

もし自分が同じ状況に置かれたら、本当に違う選択ができるだろうか。そんなことまで考えてしまい、しばらく無言でエンドロールを見つめていました。

でも、このドラマは、あの終わり方だからこそ良いのだと思います。きれいに救われる物語ではなく、だからこそ心に残る。怖いのに、目を逸らせない。

それが『悪人伝記』という物語でした。

悪は素質か、選択か。

このドラマで一番印象に残ったのは、シン・ハギュンさん演じるハン・ドンスの“じわじわとした変化”でした。

物語の序盤、ドンスは真面目で理性的な弁護士です。家族思いで、奥さんにも優しく、弟のボムジェを諭す姿からも道徳心が感じられました。

ソ・ドヨンの依頼でパク・ジェイ社長の家に忍び込んだときも、欲に目がくらみかける弟とは対照的に、「もう帰ろう」と冷静さを失わない。謝礼の大金を受け取ったときも、きちんと返そうとしていた。

あの時点では、まだ“悪”から一線を引いている人でした。

けれど、変化は静かに始まります。

奥さんを傷つけた上司や、私的復讐で自分を懲戒処分に追い込んだ元職場の代表──。それまで感情を抑えていた相手に対して、ドンスは次第に攻撃的になっていきます。

その変化は少し怖い。でも同時に、「相手も悪いのだから」と、どこか納得してしまう自分がいました。ここが、このドラマの巧みなところだと思います。

ドンスは、突然“悪人”になるわけではありません。正義の延長のように見える選択を積み重ねていく。だからこそ、観ている側も一緒に踏み込んでしまうのです。

一方で、キム・ヨングァンさん演じるソ・ドヨンの存在感も圧倒的でした。

彼の怖さは予測不能で、どんな危険な状況でも落ち着いている。怖いものが何もないような目をしている。その静けさが、逆に不気味でした。

最初は退屈しのぎのようにドンスに近づいていたドヨン。けれど、次第にドンスの有能さや気の利くところに興味を持ち、やがては友情のような感情さえ芽生えているのではないかと思わせる瞬間もありました。

この二人の関係性が、単なる依頼人や共犯者などではなく、もっと曖昧で、危ういバランスの上に成り立っているところも印象的でした。

合わないかもしれないところ

正直に言うと、救いは少ない物語です。暴力描写もあり、私は何度か目を逸らしてしまいました。

そして何より辛かったのは、ドンスの母親が巻き込まれてしまう展開でした。放火という形で命を落としてしまう出来事は、本当に胸が痛くなりました。

「ここまでするのか」と思ってしまうほど、物語は容赦がありません。

ラストも衝撃的です。きれいに救われる終わり方ではありません。

もしハッピーエンドを期待して観ると、かなりしんどいと思います。

ただ…人間の弱さや選択の連鎖を描く物語としては、あの容赦のなさもまた、この作品の一部なのだと感じました。

甘さがないからこそ、リアルで、怖い。そこを受け止められるかどうかで、評価は大きく分かれる作品だと思います。

どんな人におすすめ?

『悪人伝記』は、きっと万人向けの作品ではありません。

でも、
人間の心理描写をじっくり観たい人。
「悪」とは何かを考えたい人。
そんな方には、強く刺さる作品だと思います。

悪は素質なのか。それとも選択の積み重ねなのか。

ドンスは最初、どこにでもいそうな普通の人に見えました。家族思いで、理性的で、道徳心もある。それなのに、少しずつ“悪”へと踏み込んでいく。

しかも皮肉なことに、悪に染まってからの方がイキイキして見えるのです。目の焦点が定まり、自分の居場所を見つけたかのように。

一方で、最初は一緒に行動していた弟のボムジェは、途中から「もうやめよう」とドンスを止めようとします。

同じ環境にいながら、飲み込まれなかった人もいる。その対比が、さらに問いを深くします。

結局、悪とは何なのか。素質なのか、選択なのか、それとも別の何かなのか。

私は答えを出せませんでした。でも、「自分だったらどうなるだろう」と考えずにはいられませんでした。心に残るドラマを探している人には、きっと響くと思います。

『怪物』との共通点・俳優の凄さ

直接的に物語が重なるわけではありませんが、シン・ハギュンさんが出演していた『怪物』を思い出しました。『怪物』もまた、「何が人を怪物にするのか」「そもそも怪物とは誰なのか」を問いかける物語でした。

明確な善悪で割り切れない。観ている側に問いを投げかけ、考えずにはいられなくなる。そういう意味では、『悪人伝記』も同じ温度を持っていると感じました。

一方で、キム・ヨングァンさんという視点で見ると、『愛だと言って』で演じたドンジンとは、まったく重なる部分がありません。

あの作品では、傷を抱えながらも静かに優しさを失わない男性でした。けれど『悪人伝記』では、予測不能で危険な存在感を放つソ・ドヨン。

同じ俳優とは思えないほど振り幅が大きく、そのギャップにも圧倒されました。

俳優さんたちの演技力という意味でも、この作品は見応えがあります。

重い?暗い?

テーマは軽くはないです。「悪とは何か」を描く物語なので、明るい作品ではありません。ただ、私はそこまで感情を引きずられる感じはありませんでした。

ドンスの思考回路に共感できない部分も多く、感情移入というよりは、“観察する”感覚に近かったからです。

考えさせられるけれど、気持ちが沈み続けるタイプの重さではない。そんな印象でした。

暴力描写もあるけれど、それ以上に俳優の凄さが印象的

暴力シーンはあります。私は少し目を逸らした場面もありました。ただ、このドラマの見どころは、暴力そのものよりも“表情の変化”だと思います。

ドンスの目の変化、表情の変化、心の変化。
ドヨンがドンスを友だと思っている時の笑顔。そして裏切りを感じた後に、まったく笑わなくなる表情。

さらに、ドンスの奥さんが夫を見る目が変わる瞬間や、兄を思うボムジェの複雑な表情。

感情の揺れが、言葉よりも雄弁に語るドラマです。

暴力描写が苦手な方は、そこは無理せず目を逸らしながら、それ以外のシーンをじっくり味わってほしいと思います。

観るか迷っている方へ

このドラマは、「悪とは何か」を真正面から描く作品です。

ドンスは最初、どこにでもいそうな普通の人に見える。でも少しずつ変わっていく。しかも、悪に染まってからのほうが、生き生きとして見える。

だからこそ怖いし、だからこそ目が離せない。

悪は素質なのか。
選択なのか。
環境なのか。

答えは提示されません。でも、観た人それぞれが考えずにはいられない物語です。

重厚な人間ドラマを観たい方。
俳優の演技力をじっくり味わいたい方。
ノワールの世界観が好きな方。

きっと刺さると思います。

現在、Amazon Prime Video で見放題配信されています。(※2026年2月時点)

派手さよりも、“人間の変化”を観るドラマ。気になっているなら、ぜひ一度、ドンスの変化を見届けてみてください。あなたも簡単には答えが出ないまま、しばらく考え続けてしまうかもしれません。

配信『悪人伝記』

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